『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』ってどんなゲーム？
・人気ジュブナイルRPG『ペルソナ4』のキャラクターと楽曲がテーマのリズムアクションゲーム
・左右から流れてくるノーツをタップする独特なプレイ感がおもしろい！
・楽曲のクオリティは当然高いのですが、キャラクターのダンスもハイレベルで見ていて楽しい！
・オリジナルストーリーもあり、外伝的な位置づけとしても内容が充実している
ゲームレビュー
記事の目次
本作は、スタイリッシュで眩しい青春を描いた人気RPG『ペルソナ4』のキャラクターたちが活躍するリズムアクションゲームです。
ペルソナシリーズとしても初となるジャンルですが、同作品に登場した多数の楽曲を収録し、カラフルでおしゃれな作品になっているのが特徴。
なお、続編である『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』、『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』のレビューはこちらです。
楽曲収録数は少ないものの、ダンスやPVのクオリティが高く遊びやすい作品でした。
複数のノートと左右のスティックを使ったリズムアクションゲーム！
リズムアクションゲームは、中心から流れてくるノートが右左にあるターゲットに重なった瞬間にボタンを押すというのが基本操作になります。
ノートの種類は、ボタンをタップする通常のノート、同時押しのユニゾン・ノート、長押しをするホールド・ノートの3種類。
また、ミスをしても大丈夫なスクラッチリングが2種類あり、余裕があれば積極的に左右のスティックを弾いてコンボを増やしていけます。
スクラッチリングにはフィーバーリングという虹色のカラフルなリングがあり、これを3回成功するとサポートキャラクターと一緒に踊るフィーバータイムが出現するというギミックがあります。
ターゲットは左手側が↑・←・↓、右側が△・◯・✕なのですが──これが最初なかなか慣れなくて苦戦しました。
数曲プレイすれば慣れてくるので、おしゃれでかっこいい音楽に身を任せてとにかく気持ちよく楽しめるリズムアクションゲームでした。
また、難易度が高くなると複数のタイプのノートが連続して流れてくるので、同ジャンルが好きの方にもしっかりと歯ごたえを感じられるとおもいます。
個人的には、むずかしさよりも背景がカラフルすぎて時々ノートを見失うことがありましたがｗ
スタイリッシュでおしゃれな楽曲と賑やかなダンスが楽しめる！
曲は同じ曲のアレンジ含みで全27曲収録(DLCは含まず)。
ただ、アレンジが秀逸でまったく雰囲気が異なるため、別の曲として楽しめるとおもいます。
個人的には、3DS『ペルソナQ』のオープニング曲「MAZE OF LIFE」が収録されているのがうれしかったですね！
難易度は、「EASY・NOMAL・HARD・ALL NIGHT」から選択。
ダンスをするキャラクターは曲ごとに決まっていますが、サポートキャラクターは曲に応じて複数のキャラクターから選べます。
主人公の鳴上くんが踊る曲が少し多めで、あとは大体均等かなと。
コスチュームの種類はキャラクターによって数はまちまちで、本編に登場した衣装からハロウィンをモチーフにした変わり種など。
装飾品や様々な効果を得ることができるカスタムアイテムも存在します。
また、モデリングや動きがとにかくかわいい＆かっこいいので、ダンスに見応えがありました。
千枝ちゃんはキックのモーション、完二は筋肉ムキムキしてみたり、りせちーは圧巻のアイドルっぷりと、キャラクターごとに特徴がしっかりと出ているのも本作ならではの個性として楽しいとおもいます。
あとは、菜々子ちゃんが最高に天使なので、ぜひ愛でてください！
アイドル失踪事件を描くオリジナルストーリーあり！外伝的な楽しみ方ができる
今回のお話は本編終了後を描いており、アイドル失踪事件を特別捜査隊のメンバーが解決するというオリジナルストーリーが展開。
「かなみんキッチン」というりせちーの後輩アイドルグループのメンバーや、マネージャーさんなどの新キャラクターも登場します。
基本的に、アイドルたちのトラウマがキッカケでシャドウと戦うことになりダンスで解決というのを繰り返すので、若干のマンネリ感があります。
しかし、アドベンチャーパートはフルボイスですし、全体的なボリュームも多すぎないのでさっくり楽しめて好感触でした。
また、特別捜査隊メンバー視点とは別に、菜々子ちゃんや新キャラのかなみちゃん視点の章もあるので、アクセントになっているとおもいます。
さいごに
とにかくかっこいい楽曲とダンス、カラフルで賑やかなリズムアクションが楽しめる作品でした。
リズムアクションゲームとしてもしっかりとしたやりごたえがあるので、長くやりこんでプレイできるとおもいます。
また、シリーズファンはもちろんですが本編を知らないユーザーでも、音楽にピンときた方はぜひぜひプレイしていただきたい1本です。
