【Vita】アイドルデスゲームTV

Posted in ゲームレビュー by - 11月 04, 2016
【Vita】アイドルデスゲームTV


●公式サイト

本作は、かわいらしいアイドルたちが山奥の洋館を舞台に、生死とセンターをかけた争いを繰り広げるアドベンチャーゲームです。
プレイヤーはアイドルを選択し、ステージごとに用意された審査をくぐり抜け、最後のひとりとなってセンターを目指すのが目的です
プレイヤーの行動次第で脱落者が決定し、そのアイドルには死のゲーム「デスライブ」が待ち受けていたり、スキャンダルを暴露し合うミニゲームもあるダークという世界観がポイントです。



さくっとレビュー!

アイドル同士のバトルロワイヤルとドロドロスキャンダル暴露という、新しいデスゲームのコンセプトを掲げつつも、ゲームシステムに反映しきれなかったタイトルでした。
原因は、ゲームの大半が移動と探索によるコイン集めになっており、審査結果もコインで決まってしまうこと。
スキャンダル暴露ミニゲームがあまり意味がないことや、ロードが長いのもマイナスポイントでした。
一方、キャラクターのモデリングはすばらしく、デスライブのムービー演出も見応えがあってよかったとおもいます。



くわしくレビュー!

1日でクリアできる、部屋を移動してコインを集めるゲーム!

本作は、イベント→アイテム探索→審査→デスライブ→イベント……とい流れで進行します。
とはいうものの、プレイ時間の大半は部屋を移動してコインを集める単調なゲームでしたw
しかも部屋の移動するたびにドアを開けるモーションが入るので、周回プレイ時はじわじわストレスになります。

シナリオは、最初のひとりをクリアすると他の6人のルートがオープン。
隠しルートであるD.o.D編を含めても、1日でコンプリートできるボリュームです。
全部で8周しますが引き継ぎ要素は集めたメモだけなので、何回も同じステージでコインを集めなければいけないのは面倒でした。
また、イベントシーンのロードがやや長いのも、周回プレイ時には気になるポイントです。

肝心のストーリーですが、デスライブによって殺されたアイドルについて、生き残ったアイドルたちが本当に死んだとおもっていないため、全体的に悲壮感が薄いのが印象的でした、
それぞれちゃんと過去や裏の性格がありますが、あまり掘り下げられなかったりキャラクター同士の交流も少なかったので、生かせないまま気がついたら終わってたという感じ。
隠しルートはまとまりがあってよかったとおもいますが、各キャラクターのルートはシステムの単調さも相まって薄味でした。
せっかくなのでもっとドロドロしたり、ステージが進むにつれて病んだりしてくれたほうがやりがいがあったかなと。


デスライブのムービーはよいが、審査結果はコイン頼み……

肝となっていたスキャンダルを暴露しあう「バクロワイヤル」は、勝敗の基準がわかりにくく、わざわざやらなくてもクリアできてしまいました。
暴露に関係するメモが引き継げるため、2周目以降仕掛けやすくなりますが、あまりメリットがないのでどういう意図でやればいいのか分からず……。
企画はおもしろかったので、もうちょっと生き残りを賭けられるようなシステムになっていれば、生かせたのかなとおもいます。

ダンスや演技力、運で勝敗が決まる「審査」は、探索で集められるコインさえあればなんとなるため、審査中に駆け引きをしている感じはありませんでした。
審査自体も主に結果を見るだけのイベントになっており、キャラクターの動きは見応えがありましたが、イベントとしては物足りなかったです。

一方、「デスライブ」のムービーは工夫されており、対象となるキャラクターのボーカル曲が流れるというなんともダークな演出もよかったとおもいます。
ムービーは各キャラクター2種類ずつ用意されているので、周回すれば全部見られました。
ちなみに、CEROはDですが、ちょん切れたり血みどろになったりするようなグロさはありません。


キャラクターのモデリング、キャスティングは最高!

ゲームシステムは全体的にイマイチでしたが、キャラクターのモデリングのクオリティはとても高かったです。
表情もかわいいですし、衣装のスカートが短いので走るたびにドキドキしました。
また、声優さんは、『アイドルマスター』や『ラブライブ』といったアイドルものに出演された方も多く、演技もよかったとおもいます。
あまり描写はされませんでしたが、キャラクターのダークな設定自体はおもしろく、メモやバクロワイヤルで垣間見られてよかったです。

細かな点としては、ミニマップが表示されないので、毎回メニューを開かないと自分がどこにいるか確認できないのは面倒でした。
また、各キャラクターの位置がマップに表示されないため、会いたいキャラクターがいる場合、手当たり次第に探さねばいけないので手間でした。
あと、ギャラリーでデスライブのムービーは見られますが、プレイ中なかなかのインパクトを残していたイベント絵が見られないのは残念でした。
できればボーカル曲もちゃんと聴きたかったところです。


まとめ!

キャラクターはモデリング、個性ともにとてもよかっただけに、ゲームシステムをもうちょっと作り込んでほしかった本作。
かわいいアイドル同士のデスゲームというコンセプトもおもしろかったのですが、結果的にはデスライブのムービーがよかったぐらいの印象になってしまったのももったいなかったですね。

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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net