【PS4】BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣

Posted in ゲームレビュー by - 4月 13, 2017
【PS4】BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣


●公式サイト

本作は、現代の学園と美少女とファンタジーが融合した、少女たちの等身大の青春を描くヒロイックRPGです。
開発は『アトリエ』シリーズでおなじみのガストさん、イラストレーター・監修は岸田メルさんが手がけ、透明で美しい岸田メルワールドを再現しています。
プレイヤーは、現実世界で女子高生として過ごす学園生活パート、リフレクターとして戦う異世界パート、謎の巨大生物原種との決戦パートを繰り返しながら物語を進めていきます。



さくっとレビュー!

少女のひと夏の成長を描いた切ない物語が、最高のグラフィックとともに楽しめる作品でした。
『アトリエ』シリーズに比べると、やりこみ要素がないのでプレイにやや単調さはあり
バトルはターンをコントロールする仕組みはおもしろいものの、スキル育成に使いづらさがありました。
ただ、岸田メルさんの描く美しい世界や魅力的なキャラクター、おしゃれなUIと音楽など雰囲気はすばらしく、終わってみると全体的な満足度はとても高かったです。



くわしくレビュー!

シナリオのクオリティが高い!バトル周りのシステムには使いづらさも……

クエストは未達成あり、キャラクターの好感度をMAXにした状態で、クリア時間は15時間でした。
難易度は3段階選択可能ですが、NOMALでもだいぶ簡単なバランスです。
メインストーリーはフルボイスで、ひと夏の成長を描いた優しくも切ない物語がまとまりよく描かれ、ラストはじんわり感動できる良いシナリオでした。
また、登場するキャラクターはひとりひとりがリアルな個性を持っており、何気ない会話イベントも楽しいです。
加えて、後述しているグラフィックや世界の雰囲気もすばらしく、全体的な満足度はとても高い作品でした。

基本的な進め方は、学園生活パート、異世界パート、フリータイム、決戦パートを繰り返していきます。
フリータイムでは、キャラクターと会話や放課後デートをしたり、ミッションを受注して異世界で敵を討伐。
ただ、RPG部分が『アトリエ』シリーズのようにアイテム錬成などのやり込み要素がないため、後半になるとミッションクリアの目的が希薄になりマンネリ感がありました。

バトルは、ターン制コマンドバトル。
タイムラインでノックバック効果がある攻撃をし、相手のターンを遅らせてずっと俺のターンができるように駆け引きをするのが基本スタイルです。
レベルアップはバトルではなく、イベントや交流によってポイントを獲得して行えるため、雑魚戦の目的が単なる素材集めになってしまい、中盤少し面倒に感じました。
また、素材の種類が多いのに敵のバリエーションは少ないので、どれを倒せばいいのかわかりづらい点も気になりました。
ただ、バトルごとにHP、MP全回復するため、目の前の戦いに全力集中できるのはRPG初心者でも遊びやすいとおもいます。

原種戦は、敵が距離を縮めてきたり、復活する複数のコアをタイミングよく破壊するなど、通常のバトルとは異なる戦い方ができます。
音楽が途中で変わったり、助けた友だちが協力してくれる熱さもあり、演出面でも通常バトルのとちがいが感じられてよかったかなと。
気になったのは、スキルの並び方とフラグメントの管理がややこしいこと。
スキルやフラグメントの効果がイマイチわかりづらいので、新しいものが増えても便利な印象のあるスキルやフラグメントの使い回しをしてしまい、数は多いのですが組み合わせや育成はあまり楽しめませんでした。


フェチ感満載なのに清廉な雰囲気があり、最高に美しい岸田メルさんの世界!

グラフィックに関しては、岸田メルさんの世界観がそのまま再現されているような美しさがあり、鑑賞しているだけでもなんだかいい気分になりましたw
また、岸田メルさんが描く、個性的でとにかくかわいいオリジナルデザインの女の子たちが多数登場するのは、それだけでもとても豪華で華やかさがありすばらしかったです。
プレイすれば必ずひとりは好きになれる子ができますし、主人公はちょっと憂いのあるヒロインでがんばる姿がけなげでかわいかったですね。
ただ、リフレクターに変身できるのは3人だけとちょっともったいない感じもありました。

キャラクターグラフィックについてもう少し言及すると、とても透明感があり、瞳の輝きまで丁寧に描かれており、アップで見ても美しかったです。
髪の毛の生え際まで細かく描写されていたり、髪の毛がちょっと跳ねるといったイラスト感もあり、ストレートヘアーのツヤ感もふんわりとしたウェーブヘアーもやわからそうで最高でした。

あとは、濡れると制服ががっつり透けたり、おっぱいが何かにつけて揺れたり、萌えざるをえない腹チラがあったりとサービス満点でした。
水着イベントも、下着着替えイベントも、シャワーイベントまであり、エロさ全開なのにどこか清廉な雰囲気があるのはメルさんのイラストならではだとおもいます。
また、リフレクターへの変身は魔法少女もののような、ちょっとドキドキの変身ムービーが見られます。
リフレクターの衣装はチュールのように透けており、これがまた丸見えよりエロく、特に日菜子の背中は額縁に入れて飾りたいレベルの美しさでしたw

そうそう、イベントシーンは、上下に黒帯がある映画のような演出がなされていました。
ちょっとフェチっぽいアングルのカットも多く、パンツが見えそうで見えなかったりと、何気ないシーンでもどきっとできます
BGMを消してSEだけで演出することも多く、通常のシーンとの差別化が図られていた印象です。


リアルな空気感のある背景、おしゃれなUIと音楽!

舞台となる学校は、独特のひんやりとした空気がまさに学校らしさを感じました。
ごちゃごちゃしたロッカー、消した後があるような黒板、ゴミ箱や窓枠の汚れなど、単に綺麗ではないリアリティもありました。
ただ、マップのカメラが固定なので、最初は操作に違和感がありました。

また、UIは透過したり、ポイントで色を使ってみたり、図形を重ねたりとかなりおしゃれで、表示されているだけでテンションが上がりました。
章のタイトルロゴ、昼休みや1次元目などのちょっとした文字カットも美しいです。
個人的には、スクールマップのシンプルなデザインがとても好きでした。
また、「フリスペ!」では仲間とのチャットができ、普段のクールな感じとはちがう機械オンチな主人公のかわいいやりとりが見られるのもポイントです。
あとは、音楽がすばらしかたことと、ロードが早くてストレスフリーだったこともお伝えしておきますね。


まとめ!

ゲームのテンポがやや単調なのと、バトル周りのシステムの使いづらさがあるものの、岸田メルさんの透明感がある美しい世界観がグラフィックにも音楽にも再現されていた本作。
中盤から後半にかけてマンネリ感はありましたが、キャラクターひとりひとりが魅力的であり、オーソドックスながらしっかりと成長がある物語によって最後まで楽しくプレイできました。
RPGとしては物足りなさはありつつ、清廉なグラフィックとおしゃれなUI、印象に残る音楽によって高い満足度が得られる作品だとおもいます。


Tweet about this on TwitterShare on Google+Share on FacebookEmail this to someone
The following two tabs change content below.
ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net