【PS4】無双☆スターズ

Posted in ゲームレビュー by - 4月 29, 2017
【PS4】無双☆スターズ


●公式サイト

本作は、コーエーテクモさんのさまざまな作品に登場する人気キャラクターが共演した、一騎当千のアクションが楽しめる無双シリーズの最新作です。
プレイアブルキャラクターは、真田幸村や呂布といった無双シリーズだけでなく、ミレニアやソフィーなどジャンルの異なる作品、そしてリオやオプーナといった変わり種まで、30名の多種多様なメンバーが参戦しています。
そんな彼らは異世界に召喚され、覇権を争うケモミミ3兄妹の戦いに巻き込まれるという物語です。


さくっとレビュー!

作品を越えたキャラクターが一同にかえすお祭り的なタイトルですが、オリジナルキャラクターが中心のストーリーモードしかモードがないのは気になりました。
シナリオは豊富なマルチエンディングによって構成されていますが、キャラクター同士の交流が薄かったり、ルートによって好きなメンバーを組み合わせられないなどの不満がありました。
バトルシステムは、通常の無双ではありえないようなアクションは魅力的だった一方、クエスト自体は味方の敗走が早く目の前の拠点をスルーして走り回らなければいけないなど、ストレスがたまる作りなのは残念でした。



くわしくレビュー!

オールスターの共演というより、ケモミミ兄妹の家督争いがメインのシナリオ!

まず、本作にはストーリーモードしかありません!
そのため、好きなキャラクターを選んで自由にクエストをプレイすることはできないので注意してください。

さてゲームは、キャラクターを選択してマップ上に表示されたクエストをクリアしてストーリーを進めながら仲間を増やし、マルチエンディングをクリアして、また最初からストーリーをプレイというサイクルを繰り返して進行します。
ストーリーは、キャラクターによって3ルート+最終ルートがあります。
マルチエンディングの種類は多いですが条件が表示されるため、分岐前のセーブデータを作っておくことで収集はしやすいとおもいます。
(ちなみに、セーブを活用しないと、チュートリアルを含めて何度もプレイしなければならずとても面倒です!w)
ただ、ルートによって仲間になるキャラクターが固定されており、好きなキャラクター同士を組み合わせるためには最終章まで進める必要があるのは大問題でした。

肝心のストーリーですが、コーエーテクモオールスターズの熱い競演というより、異世界転生してケモミミ家族の家督争いになんとなく巻き込まれたという感じで、せっかくのキャラクターたちを生かしきれていない印象でした。
それぞれの扱いも、『ドラゴンクエストヒーローズ』のようにストーリーに沿った役割を持って登場するのではなく、戦場のモブ隊長のような立場で残念でした。
個人的には、イベントがフルボイスではないのがとても残念で、キャラクター同士が会話して交流するシーンも味気なく、掛け合い自体もやや距離があり他人行儀な空気感がありました。
さらに、お気に入りのキャラクターでパーティを組むには最終章まで進めなければならず、その頃にはマンネリ全開で飽きてしまっていたのももったいなかったとおもいます。


マラソンがメインのクエスト!アクション自体はおバカでおもしろい!

バトルに関しては、味方の敗走がとても早く、プレイアブルキャラクタークラスでもがんがん敗走します。
そのため、目の前の拠点を落とすことよりも、ステージ内を走り回ることが多かったです。
移動する機会はとても多いのですが、移動速度が早くないうえに馬などの乗り物もないため、戦場を駆け回ることそのものにもストレスを感じました。
また、大将クラスの敵は動きがスローになる技を使ってハメ攻撃を仕掛けてくるので、爽快感を損ねていたとおもいます。

ただ、キャラクターのアクションはどれも個性的で、過去の無双にないような動きが見られておもしろかったです。
個人的にはみんなが横一列に並んで戦うシュールな攻撃「ヒーローチェイン」が、二人三脚みたいなコミカルさがあり好きでした。
また、大量の敵を相手にがしがし攻撃しまくれる「無双フィーバー」では、みんなが応援してくれるおバカ感があり、特に三成の扇子が最高に邪魔ですばらしかったですねw


音楽はオールスター級!やりこみ要素はやや薄め……

シナリオやアクションには不満はありつつ、BGMはコーエーテクモオールスター感が出ておりとてもよかったですね。
本作に登場していない作品でも名曲が多数収録されており、一番お祭り感を演出できていたとおもいます。

やりこみ要素である「友好度」については、一方向というのが少し切なさを感じました。
(オプーナ→趙雲をMAXにしても、趙雲→オプーナは上がっていないという状態です)
上がりは早いのでそこまで苦戦はしませんが、両方が上がれば仲良くなっている感がより出たのかなとおもいました。

また、友好度を上げるために便利な依頼クエストのうち、「◯◯に登場する素材を集めろ」というのがあるのですが、素材の種類が多いことと一部どのゲームの素材なのか分からないことがありましたw
ひと目でわかる工夫がされていれば、より攻略しやすかったかなとおもいます。


まとめ!

アクション自体にはお祭り感がありつつ、シナリオやクエスト内容が足を引っ張ってしまった印象のある本作。
個人的には、最近の無双スピンオフ作品(『ドラゴンクエストヒーローズ』や『ベルセルク無双』)がとてもおもしろかっただけに、物足りなさを強く感じたタイトルでした。


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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net