【PS4/Vita】ワールド オブ ファイナルファンタジー

Posted in ゲームレビュー by - 6月 21, 2017
【PS4/Vita】ワールド オブ ファイナルファンタジー


●公式サイト

本作は、人気のRPG『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するモンスターたちと冒険するRPGです。
作品内では、モンスターたちは「ミラージュ」と呼ばれ、かわいいデフォルメサイズにデザインされているのが特徴。
主人公であるミラージュ使いの姉弟は、各地のミラージュを集めながら自分たちが失った記憶を求めて冒険をしていくという物語です。
バトルは、SMLと異なるサイズのミラージュとを3段積みにする「ノセノセ」というシステムを用いて行われます。
また、通常のFFシリーズとは異なり、かなりコミカルテイストが強く、カジュアルな雰囲気の作品となっています。



さくっとレビュー!

とにかくノリが軽く、真剣な場面やチュートリアルでもコミカルな会話がなされるので、まずはこのテンションについていけるかが問題の作品ですw
クリア時間は真エンディングまで31時間、ちょうどよいボリュームでした。
バトルは歯ごたえがある強さなので、しっかりミラージュを育成し、ノセノセの組み合わせ「ノセノセプラン」を考える楽しさがありました。
ダンジョンもミラージュを使ったパズル要素があり、移動ではなく冒険をしている感じが得られました。
グラフィックはPS4の方がキレイですが、Vitaでもほとんど気にならない画質・ロード時間でしたので、プレイ環境に合わせて選んでよいとおもいます。



くわしくレビュー!

テイストがとてもコミカルなので、人を選ぶ作品かも!?

クリア時間は真エンディングまで31時間、しっかりと遊べた印象です。
ポップでかわいらしい見た目のとおり、全体的にノリがとても軽く、チュートリアルの文章も会話調。
エンディングムービーもFFらしからぬぶっとんだ演出で、少しビックリしましたw
ストーリーには謎があり先が気になる展開でよかった一方、ノリがコミカルすぎる部分があるので人を選ぶタイトルかなとおもいます。
ムービーシーンやイベントシーンのキャラクターモデリングはよく、コロコロ変わる表情や動きは見ごたえがありました。
ただ、唐突に入るアニメーションパートでは絵柄のちがいが目立ち、違和感を感じました。
クラウドやライトニングさんなど、FFシリーズのキャラクターたちも多数登場しますが、道先案内人のようなポジションなので、メインストーリーにあまり影響していないのは残念。
せっかくのクロスオーバー作品なのに登場時間も短く、チラッと出てすぐにお別れになってしまうキャラクターもいてもったいなさがありました。

また、Rボタン長押しでイベントシーンの倍速が可能なのですが、全体的なテンポが遅いため、基本的に倍速にしていてちょうどいいぐらいの感じでした。
個人的には、移動中の会話が自動で進む際、バトルが入ってセリフを聴き逃してしまったりするのが気になりましたね。
クリア後は隠しダンジョンがオープンしたり、主人公の2人をノセノセから外せたり、新しいミラージュが登場するなど、育成をやり込めるようになっています。


歯ごたえのあるバトル!さまざまな組み合わせが楽しめるノセノセプラン!

バトルでは、主人公たちとミラージュを組み合わせ、SMLサイズのキャラクターによる3段積みのノセノセを作って戦います。
ミラージュたちは、バトル中にHPを減らしたり、弱点属性で攻撃するといった特定のアクションを行うと捕まえることが可能。
ミラージュにはSMLサイズがあるので、SMサイズに変更できる主人公たちと合わせ、ステータスやスキルを考慮してよりよいノセノセを考えていきます。

デフォルメされたキャラクターがトーテムポールのように積まれているのは、とにかくかわいらしさがありました。
ただ、バトルは結構シビアに作られているので、属性を考えないで適当にノセノセしたり、物理攻撃のみのゴリ押しをすると負けることもある難易度です。
また、ノセノセを意図的に崩すバラバラのタイミングを重要で、プレイヤー同様にノセノセされた状態の敵を崩すための攻撃も大事。
ゆえに、ノセノセの組み合わせやバトル中の行動に戦略性があり、ボス戦はかなり歯ごたえのあるバトルが楽しめました。
バトルはイベントシーンとおなじく、Rボタン長押しで倍速にできますが、常に押しっぱなしにしていてちょうどよいぐらいのもったりバトルスピードです。
そのため、押しっぱなしではなくオンオフの切り替えのほうがプレイしやすかったかなとおもいます。

ミラージュの育成については、レベルを上げ、フローチャート形式のミラージュボードを進めていくも進化できます。
ここでポイントとなるのは、進化するとミラージュのサイズが変化すること、進化しても進化前の姿に自由に戻れることです。
つまり、一度進化させてしまえば、進化後のボードを進めながら進化前の姿でもいられるので、一部スキルの使用制限はありますが、他のミラージュと合わせた組み合わせ方にバリエーションが持たせられました。
これにより便利なミラージュは多数いるけれど最適解はなく、プレイヤーの戦い方に合わせて好みのミラージュのノセノセプランを考えられるのはとてもよいとおもいます。

仲間にできるミラージュの種類は多く、ラムウの女性版ラミュウやイフリートの進化前イフチーなど、おなじみの召喚獣のバリエーションある姿を見られたのはおもしろかったですね。
たくさん集まってくると、どのミラージュを育てるかの管理が大変でしたが、レベルはテンポ良く上がるため、試しにいろいろ育てられるのもよい点でした。


パズル要素が楽しい、立体的なダンジョン攻略!どっちのハードでも大丈夫!

ダンジョン攻略については、構造にバリエーションが多いため、さまざまな場所を冒険する楽しさを感じられました。
個人的には、マップが立体的になっており、カメラワークと合わせてダイナミックに見せる演出をしているところがとても好きでした。
エンカウント率はやや高めでしたが、軽減できるアイテムがあるほか、ひとつのエリアがあまり広くないのでストレスはありませんでした。
また、ミラージュを特定の条件にノセノセしてスイッチを押したり、火で燃やす「モエモエ」や主人公たちを運ぶ「バサバサ」といった特定のアビリティをもつミラージュで仕掛けを解くなど、ちょっとしたパズル要素もメリハリとなっていました。
ただ、ゲート移動で他のタウンやダンジョンにワープする際、一度拠点のナインウッズヒルを経由しないといけないのは少し面倒かなw

それから、物語道中で獲得できる「アルマジェム」を使用してプレイする、FFキャラクターのサブクエスト「ココロクエスト」について。
このアルマジェム、特定のイベントをクリアしないともらえないことに加え、FFキャラクターを召喚する「ヒーローメダル」と交換するのにも使用するため、なんとなくもったいなくて終盤まであまり使えませんでしたw
個人的には、FFキャラクターのサブクエストはみんな楽しみにしている要素かなとおもうので、コストなしでプレイできてもよかったのかなとおもいます。
あ、闘技場は並び替えのソートがちょっと使いづらい気がしました。
音楽については、FFシリーズの楽曲のアレンジもありましたが、あまり印象には残らなかったかなw

また、グラフィックはPS4版の方がキレイですが、Vita版でもほとんど気にならない画質・ロード時間でした。
ノセノセプランやミラージュボード選択時にVita版では少し重たい感じがしましたが、ストレスになるほどではありませんでした。
そのため、プレイ環境に合わせて選んでよいとおもいます。


まとめ!

ミラージュを使ったバトルや育成、ダンジョン攻略には個性がありおもしろかったのですが、作品全体のテンションがコミカルすぎるので人を選ぶ感じになってしまった本作。
FFシリーズのモンスターをピックアップしたゲームシステムは楽しかったので、会話のテンションにさえついていければ、育成が主体のRPGが好きな方にはおすすめの作品です。
ちなみに私は育成がとにかく楽しくて、わりとハマってプレイできました!w


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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net