【PS3】rain

Posted in ゲームレビュー by - 10月 04, 2013
【PS3】rain


●公式サイト

本作は、雨の降る夜の街を舞台にした、アクションアドベンチャーゲームです!
プレイヤーは、雨の中でしか姿を確認できなくなってしまった透明な少年となり、謎の怪物に追われる透明な少女を探していきます。
体験版のプレイ感想はこちら。

●体験版感想


繊細で美しい雨の中の「迷子」を描いた短編ストーリー!

ストーリークリアまで、夢中になって一気に走り抜けてしまった作品でした。
雨を利用したアクションも、少年と少女の小さな冒険の行方も、透明で静寂に満ちた世界観も――すべてが繊細で美しく自然にハマることができます。
クリア時間は2時間半と決して長くはありませんが、冗長でも短すぎるとも感じることなく、キレイにまとまっていたとおもいます。
(ただ、10回以上死んだプレイヤーでこれぐらいだったので、もうちょっと短くなるかもしれませんw)

本作は、「迷子」がコンセプトになっており、「この道に入ったらどこへ続いているんだろう?」という好奇心をゲームにした感じでした。
路地を曲がると、カメラが切り替わりまったく別の風景が広がる様はまさにこの感覚でした。
グラフィックのキレイさもあいまって、この世界を探索しながら歩くのがとても楽しかったです。

雨音や足音、音楽も静かで全体的に落ち着いた雰囲気でした。
また、テキストが背景画面に直接表示されるのですが、世界観を損なわないように静かにレイアウトされていくのはよかったです。
世界への没入感を高めるだけでなく、先に進むように自然と案内されているような感じがするのも◎


一撃死のアクションは、程よい難易度で進めやすい!

アクション要素についてですが、プレイヤーは、雨と屋根を利用して敵から隠れながら進んでいきます。
敵に見つかると一撃で瞬殺されてしまうのですが、ほぼ直前からリトライできるので、不用意にも敵の目の前で雨の真っ只中に飛び出してしまう私のようなプレイヤーでもしっかりクリアできますw

物語を進めていくと敵の種類が増えたり、体に色がついてしまう泥水が出てきたり、ものを動かしたりして屋根や道を作るなどのアクションが追加されていきます。
ですが、シビアなタイミングアクションなどはなく、パズル要素もむずかしくないので基本的にはスムーズに進めるかとおもいます。
また、困ったときはいつでもヒントを見られます。


周回プレイは「記憶」集めと世界の散策に

2周目以降は、「記憶」と呼ばれる、1ページのショートストーリーを集める要素が追加されます。
私は、初回プレイ時にストーリーが気になって寄り道しなかったり、敵が恐くてささっと進めてしまいました。
しかし、2周目になるとエンディングを知っているだけでなく、敵にも慣れて心にゆとりができ、のんびり散策しながらプレイ可能です。
本作は、分かれ道の先までしっかり作りこまれている箇所が多くて見応えがありますので、「記憶」を集めつつ世界を堪能できるのはいいとおもいました。


まとめ

繊細で美しく、不思議な雰囲気を持つステルスアクションゲームである本作。
アクションの難易度は高くなく、リトライもすぐにできるので、アクションゲームが得意ではない人もしっかりエンディングまで辿り着けるとおもいます。
迷子になった少年の冒険は、プレイヤーの心をほんのり温めてくれる絵本のような優しい体験なので、とてもオススメの1本です!

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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net