【PSP】花咲くまにまに

Posted in ゲームレビュー by - 1月 02, 2014
【PSP】花咲くまにまに


●公式サイト

本作は、現代で暮らす女子高校生が、幕末の動乱期の江戸にタイムスリップしてしまうお話です。
そこで謎の青年に出会い、特遊郭 「万珠屋」へ身を寄せることになります。
「万珠屋」個性的な番頭や花魁、裏方たちがいるのですが、彼らには隠された志があり、ヒロインは時代と運命に流されながらも様々な想いに触れて成長していきます。
開発は「シュタインズゲート」や「TOKYOヤマノテBOYS」5pb.さん、キャラクターデザインは「ギルティクラウン」のredjuiceさんです!


熱い信念と切ない想いに、涙が止まらない傑作!

プレイするまでは遊郭を舞台にした、ちょっとセクシー路線のゲームかなとおもっていたのですが……予想以上にしっかりした物語を描いたタイトルでした。
「万珠屋」や登場人物たちの秘密が明らかになっていくにつれ、随所で胸を熱くさせられ、ラストでは感動の涙が!
幕末の攘夷派と倒幕派の戦いという言葉だけでたぎってしまう人は、とりあえずプレイしておくことをオススメしますw

攻略キャラクターは5人で、うち1人が2週目以降。
クリア時間はスキップなしだと1週目9時間前後。
エンディングはそれぞれベスト、ノーマル、バッドの3種類で、それ以外にバッドエンドがあります。

基本的にはアドベンチャーゲーム形式で進んでいきますが、ステータスを上げる育成パートやミニゲームが入ります。
(2週目以降はがんがんスキップできるので、作業感はあまり感じませんでした。)
ステータスは特定のものだけを上げていけばいいので、必死でやらなければならない感じではありません。
ミニゲームは、神経衰弱や音ゲーなど全部で5種類。
これによってステータスを大幅に上昇させることができますが、なかにはちょっとむずかしいものもありましたw


重たさと切なさと愛しさのバランスが良い!

で、肝心のストーリーですが、序盤こそどたばたコメディ要素が強いものの、主人公がいろいろなことを知るにつれずっしり重たくなっていきます。
歴史モノになると、どうしても日本史っぽい説明描写が増えてしまう作品もありますが、本作では恋愛描写とのバランスがよく、現在起きている事件や状況を上手に恋愛にからめていた印象でした。

攻略キャラクターと主人公の距離も、お互いの想いだけでなく志を共有することで徐々に近くなってきて……。
でも途中で大きなハードルが立ちはだかってしまい、それをなんやかんやあって乗り越えた先に待っているベストエンドの感動ときたら……もう涙なしには迎えられません。。
また、3種類のエンディングはキャラクターごとに展開が大きく異なり、まぁちょっとビックリな展開もあったりもしますが読み応えがありました!w
(なかには、キャラクターが亡くなるエンディングがありますので、苦手な方は要注意!)


主人公も攻略キャラクターも意志を持つ作品

キャラクターたちも、見た目はもちろんですが、生き方がかっこよかったのが印象的でした!
幕末はそれぞれ見ている「志」が異なり、多くの対立が生まれてしまうわけですが、そんな中でも自分の「志」を貫いて前に進もうとする姿は熱いですね。

また、主人公が作中でしっかり成長しているのも良かったです!
最初は右も左もわからなかったのに、座敷にあがり、キャラクターたちの本当の姿を知ることで、この時代にきた自分にとってなにが「粋」なのかを考えるようになります。
中盤以降は、攻略キャラクターたちの心も動かせるほどに立派になる姿は、それはそれでまた感動。

そうそう、気になった点もちらほら。
本作はデータインストールがないので、スキップ中に少し止まることがありました。
また、3人並んだ際の立ち絵がやや小さめで、せっかくキレイなのにもったいないなぁとおもったり。
あ、文字が少し細くて読みにくいときもありました。


まとめ

というわけで、キャラクター「志」、主人公の「粋」、そしてその先にある「愛」でに胸が熱くなるタイトル。
華やかな遊郭を舞台にしつつも、個々の生き様がしっかり描かれているので、プレイしごたえがある良作です!

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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net