本作は、闇に包まれた王国の王女となり、ホタルとともに闇の女王に奪われた太陽・月・星を探しに行く横スクロールRPGです!
一見するとアクションゲームのように見えますが、プレイヤーは基本的に2Dの画面をふわふわと飛びながら移動しつつ、敵とはシンボルエンカウント→ターン制のバトル、キャラクターのレベルや育成要素もあり──と、RPGであるのがポイント!
おとぎ話のようなセリフや美しい背景などのグラフィック、どことなく切ない音楽も特徴ですね。
■雰囲気は当然よかったのですが、バトル要素が賛否両論!
まず、気になるゲームボリュームについて。
今日1日のんびりプレイして半分ぐらいまできましたので、大体20~25時間前後でクリアできるかなとおもいます。
(早い人はもうちょっと短いかも!)
ゲーム内容についてですが、先述のとおり、アクションゲーム風の横スクロールRPGでした!
バトルはターン制バトルで、背後から敵に接触すると先制攻撃ができます。
で、オリジナルの要素として、攻撃を「妨害」することと、ホタルを使ったターンの調整があります。
まず、バトルでは画面下にターンの順番を管理するバーがあり、それぞれのターンが回ってくると行動を決めて実行するのですが、本作では行動の決定と実行の間にウエイトタイムがあります。
で、このウエイトタイム中に攻撃を受けると、決定した行動を「妨害」することができるのです。
まさに「ずっと俺のターン!」というわけですww
さらにカーソルでホタルを敵に合わせていると、ターンが回ってくるスピードが遅くなるという調整もできるます!
つまり、本作のバトルはターンの順番を管理するターン制バトルなのです。
当初は、「わざわざエンカウントバトルにしないでアクションゲームにすればよかったのに」とか、バトル時のモーションの若干の長さが気になったりもしたのですが、「妨害」とホタルをつかったターンの管理という概念を理解してからは率先して戦うようにw
効率よくずっと俺のターンをまわせたときなんて、実に快感です。
(敵はちょっと怖いデザインなので、「LIMBO」が頭をよぎりましたがw)
ただ、終盤までおなじように淡々とバトルを繰り返すので、若干のマンネリ感があるかなとおもいます。
全体的な雰囲気はとてもよかったです。
冒頭こそ画面の暗さにこれまた某LIMBOがチラッとしたのですが、浮遊を覚えてからはあちこちふらふわ飛べるようになり一気にフィールドが広くなり移動するのが心地よくなりました!
プレイヤーキャラかわいいしすーっと飛んでいくので、妖精みたいでかわいいよー!
ストーリーは詩的な感じで進んでいくので、なんとなく軽い感じがしますw
というわけで、横スクロールエンカウントバトルRPGというレトロなゲーム性と、海外の児童文学のような独特のファンタジー世界が魅力の本作!
がっつりRPGというよりは、さっくりRPG的な要素を入れた雰囲気良ゲーですが、バトルがツボにハマるかどうかが好みになるかの分かれ目かなーと。
気になる方は、ぜひぜひ!PSストアから体験版ポチッとされてくださいね。
余談ですが、ダウンロードコードが入ったパッケージ版だと、特典としてアートブックやポスター、DLCが付属します!
世界観が気に入られた方は、こっちの方がオススメです。
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