本作は今年の6月から開幕する、FIFAワールドカップ ブラジル大会に特化したサッカーゲームです!
収録されているモードは──
・FIFA WORLD CUPへの道:203カ国の代表チームを選択し、予選から本大会を目指すモード。
・2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL:本大会に出場するチームから選んだプレイするモード。
・キャプテンモード:代表チームのメンバーの1人となり、ランクを上げてキャプテンとなり、チームをワールドカップに導いていくモード。
・チャレンジモード:予選ラウンドの名シーンや、実際の本大会開始後に発生したイベントに挑戦するモード。
・オンラインモード:ネットワークで世界のユーザーと対戦するモード。
──になります。
今回のレビューでは、主に「キャプテンモード」についてご紹介していきます!
また、ワールドカップらしい、紙吹雪や横断幕、花火などの派手な演出、観客や開催国のパブリックビューイングの中継映像で盛り上がる観客などが試合中に度々カットインで表示されるのもポイントですね。
■不満はあるものの、全力でワールドカップを楽しめる1本!
PS4版FIFA14をプレイ後だと、どうしてもグラフィックや操作性に物足りなさを感じてしまいますが、ワールドカップを楽しむためのタイトルとしては十分なボリュームかとおもいます!
多彩なモード、チャレンジなど実際の試合を再現したりIFと体験するクエスト的な要素、加えて公式スタジアムや代表選手など本物が揃っているところがいいかなぁと。
会場のセレブレーションなんか、本大会より派手なんじゃないかって勢いですw
そして日本人にはうれしい、日本代表もしっかり収録されています!(長友や本田選手などは顔もよく似てるw)
で、特に私がプレイしているのが「キャプテンモード」!
1人のプレイヤーとして、代表のBチーム補欠からスタートし、トレーニングでステータスを上げ試合でチーム内のランクを上げていくモードです。
これが楽しくって楽しくって!
選手の顔や名前なども自分で作成できるので、ついつい入れ込んじゃうんですよねw
また、随時いつまでに何位ぐらいになってくださいという目標のランクが表示されるので、代表に選ばれるための緊張感もあります!
マルチでもプレイできるので、個人的にはナンバリングタイトルにも収録してほしいぐらいお気に入りのモードです。
前作の南アフリカ大会では、DFのレートが上げやすく、いいポジショニングをしていたりパス回していれば7点台にはすぐに乗せられた一方で、FWのレートを上げるのがなかなか大変でした。
今作では、逆にDFやボランチのレートが上げにくくなり、効果的なパスやタックルをしないとガンガン下がっていきますw
(立ってるだけでも、ポジショニングが悪いと下がる……そうじゃなくてもなんか下がる。)
しかし、FWなど攻撃を担う選手のレートは上げやすくなり、パスミスに対して寛容になりレートがあまり下がらず、得点をとれば一気にあがるようになりました!
なので、チームがそこそこ強い場合は、前の方の選手でプレイするといいかなとおもいますw
ただ、トレーニングでのステータスがあんまり上がらないのが難点。。
前作では、ブラジルなど予選の試合数の多いチームでプレイすると、本大会ではステータスが90前後になっていたのですが、今回はがんばっても80前後w
特にスピードやスタミナの上昇率が悪く、裏を取るプレイがあまりできないのが痛いところです。。
試合のレートによってもステータスが上がっていくと、強い選手になっていく気がしてよかったかなーと。
あと、トレーニングによって難易度が大幅に異なります!w
私の場合パスやシュート、タックルでは好成績が残せるのですが、ヘディングの無理ゲーっぷりといったらww
1回も当たらないまま終了することも多々あります。
トレーニングの種類は画面を行ったり来たりすれば変更できるので調整は可能なのですが、それでももうちょっとバランスよくできたような気がします。
他に気になる点としては、試合中に観客のカットインが入る際、画面が若干止まるときがあり、一瞬フリーズしたかと焦ります。
まぁ本大会の盛り上がりをいろいろな形で体験できるのはいいのですが、大事な試合中に止まっては困りますよねw
その分、セーブが細かくできる&セーブボタンがわかりやすいところにあるのは◎
というわけで、操作性やシステムに若干の問題点はあるものの、ゲーム内容は楽しめる本作!
特にキャプテンモードが楽しいので、ナンバリングのFIFAしかプレイしていない方にもぜひプレイしていただきたいなぁと。
本大会開始後もチャレンジが次々に配信されるそうなので、結構長く楽しめそうです。
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2014 FIFA World Cup Brazil™ PlayStation 3 エレクトロニック・アーツ |