本作はアトラスの人気RPG「ペルソナシリーズ」の最新作!
これまでとは異なるマッピングを活用したダンジョンRPGとなっており、「世界樹の迷宮シリーズ」のようなスタイルになっています。
バトルは「ペルソナシリーズ」がベースになっており、弱点をついて敵をダウンさせたり、総攻撃したり、ペルソナ全書や合成などがあります。
ちなみに、体験会の感想はこちら!
■ペルソナファンも世界樹ファンも新感覚で遊べる、おしゃれなお祭りダンジョンRPG!
まず前提として、キャラクターの掛け合いが多いので「ペルソナ3」か「ペルソナ4」だけでもプレイしておくと、テンションについていきやすい&お祭り感を満喫できるかなとおもいます!
では、マッピングについて。
マッピングシステムは「世界樹シリーズ」とおなじです。
アイコンの配置もシンプルになっていたり、色が増えていたりと書きやすい工夫がチラホラ!
また、オートマッピングが優秀で、視線のある側の壁などが表示されるため、全体的に慣れていない方にも書きやすくなっているかなーと。
バトルはペルソナ寄りで、いかにブースト状態で攻撃するかがポイントになります。
ブーストは、相手の弱点属性攻撃やクリティカルヒットをするとなり、次のターンに消費なしで技を使うことができます。
また、ターン終了時に複数のキャラクターがブースト状態だとボコスカモードに突入し、敵全体に大ダメージが与えられます!(少ないと個人追撃が時々発動!)
と、非常に便利なブーストですが、敵から攻撃されてしまうと解除されてしまうため、ターン終了時まで残すのがむずかしいのは気になりました。
ペルソナとちがう点として、行動は「ターンの最初に全員分決定→ターン開始後スピードの早い順に敵味方の行動が実行」となるのでなおさら……。。
敵は序盤から面倒なやつが多くて、せっかく弱点属性攻撃でブーストしたのに攻撃されて無効になったりとガッカリすることも多々ありました。
スピードが早いキャラクターばかりで揃えると敵が攻撃する前に全員ブーストしてしまったりもするので、メンバーや攻撃方法を変えることで総攻撃が発動しやすくなりはしますが、もうちょっと敵がダウンしやすくてもよかったのかなともおもいますw
それから、パーティーメンバーが非常に多い本作ですが、サブペルソナを装備することでステータス補正や使える技が増えたりするので、どんなメンバーを使っても戦えるようになっているのは良かったです!
前列後列どちらに向いているかや簡単な特徴なども記載されているので、選びやすくなっていました。
ちなみに私は「主人公×2、陽介、クマ、探偵王子」のパーティーで、光と闇属性魔法の一撃死を狙ってペルソナ装備させて戦っていたので、効かない相手が出てくると大苦戦ww
それから、キャラクターの会話イベントがダンジョン内外で発生します。
両シリーズのキャラクターが入り乱れてのコミカルなイベントが多いので、終始わいわいとにた賑やかな雰囲気でプレイできしたw
拠点では受注するサブイベントも、ダンジョンで敵を倒したりアイテムをゲットしたりするものばかりでなく、校内散策でキャラクターとコミュニケーションを取るものもあり、ほのぼのできてよかったかなー!
ただ、これらは確実に「ペルソナ3」、「ペルソナ4」両作品をプレイしておかないと置いてけぼり食らうかなーとおもいました。
あ、ダンジョンといえば、今作に登場するダンジョンは全体的に雰囲気が暗めでした。
キャラクターたちが明るいのでギャップがあり良いのかもしれませんが、暗いところばかりだとどうしても気が滅入ってしまうので、個人的にはもうちょっと日なたっぽいところと探索したかったかなぁとww
最後に、音楽やインターフェース関連はとにかくおしゃれ!
メニュー画面一つとってもカラフルポップな「ペルソナ4」のような雰囲気なので、見ていて気持ちがよかったです☆
個人的には、ボーカル付きの通常バトル曲がかっこよくって!
バトルの曲がいいと戦うのが面倒にならないので、とっても大事ですよね。
というわけで、ダンジョンの雰囲気や総攻撃が発動しくないなどの気になる点はありつつも、ダンジョンRPGとしては概ね満足だった本作。
世界樹シリーズファンの方は新しいバトルが楽しめる世界樹として、ペルソナシリーズファンの方はがっつり遊べるお祭りゲームとして、それぞれ楽しんでいただけるかなーとおもいます。
音楽良かったので、サントラほしいなー!
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