レビュー

【Vita】剣の街の異邦人 ~黒の宮殿~

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●公式サイト

本作は、2014年にXbox360とPCで発売された本格ダンジョンRPGのリメイク移植作!
開発は、『迷宮クロスブラッド』や『デモンゲイズ』などの数々のダンジョンRPGメーカーとしておなじみの、エクスペリエンスさん。
主な追加要素としては、世界にある3つの勢力のうち2つのエンディングが変更、クリア後のダンジョンの変化、その他プレイしやすいようにリファインされています。

ザコ相手でも気が抜けない!恐怖の「生命点」システム

ベースはオーソドックスなダンジョンRPGで、キャラクターを作ってパーティーを組み、各所のダンジョンを調査してアイテムを持ち帰り、キャラクターを強くしてまたダンジョンに──という感じです。
複雑なステータスや意地悪なトラップなどはないので、見た目以上に初心者にも遊びやすい作りかなとおもいます。

最大のポイントは、「生命点」という要素。
仲間は死亡するとこの値が減り、0になると……なんと完全消滅してしまい二度と復活することができなくなります!
ダンジョン内では突如レベルの高いモンスターが登場したりもするので、ザコ戦でもうかうかしているとお気に入りのキャラクターが文字通り消失の危機に陥るので、本当に要注意!
回復方法としては、レアアイテムを消費するほか、ギルドで高額なお金を支払って即時療養するか、一定時間パーティーメンバーから外れる療養で可能です。
キャラクターは最大16人まで作成が可能なので、療養のことも考えて上手にローテーションするのも大事ですね。

「血統種」を倒すことで「純結晶」を手に入れ、スキル獲得やエンディングが分岐!

プレイヤーは、世界に召喚された異邦人として、3つの勢力とかかわり合いながらダンジョンを探索していきます。
で、ダンジョンには、普通の敵とは異なる「血統種」というものが出現します。
これは所謂ボスみたいな存在で、体内にある「純結晶」を奪うことで討伐が完了します。
血統種は、出現場所だけではなく、出現条件も異なっており、特定のアイテムを持っていると現れるということもあるので、仲間や手配書をヒントに探すのはおもしろかったです!

ちなみに、手に入れた「純結晶」は、各勢力の長に渡すことで異なるスキルをゲットできます。
さらに、どの勢力にいっぱい渡すかによってエンディングにも関わってくるので、パーティーにとってもゲームにとっても重要なアイテムなのです。
ダンジョン攻略を有利に進めるためのスキルを獲得するのも大事ですが、やっぱり好きなキャラクターや勢力に加担しちゃいますよね……w

世界観はスチームパンク風。バトルはさくさく進められて◎

グラフィックについては、キャラクター、敵、イベントスチル、背景──全部が美麗!
一見するとファンタジックなゴシック調の雰囲気がありますが、どちらかというとスチームパンクに近いかなぁとおもいます。
敵もしっかり気持ち悪いやつから、まぁそこまで気持ち悪くないやつまで多彩にいるので、新しいのにエンカウントするのがわくわくしましたw
また、キャラクターの容姿(ポートレート)は、カラーバリエーションなどはないものの、種類が豊富なので結構悩んで作りました。
(『円卓の生徒』に登場したキャラクターも選択可能です。)

バトルはコマンド選択後、「高速行動」を選択すれば一瞬でターンが終わるので、さくさく進むことができます。
また、敵の輸送隊を襲ってアイテムをかっさらう「待ち伏せ」では、宝箱に描かれた種類の武器や防具を狙って手に入れられるのでお得!
ただ、突如レベルの高い敵や条件が揃っていると血統種が出てきたりもするので注意が必要です!w

まとめ

独特の世界観、緊張感を持ちつつテンポよく進められるダンジョン、美しいグラフィック──と、全体的な完成度がとにかく高い本作。
見た目は一見さんお断りな空気が出ていますが、他のダンジョンRPGと比べてもかなり遊びやすい方なので、「『世界樹の迷宮』などでハマったけどもっとガチな雰囲気のものをやってみたい!」という方にはオススメです!

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net