レビュー

【PS4】Bloodborne

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●公式サイト

本作は、ダークな世界観と高い難易度を誇るフロムソフトウェアさん開発の新作アクションRPGです。
これまで『デモンズソウル』や『ダークソウル』で数々のユーザーの心を折ってきたことに定評のあるメーカーさんですが、今回の舞台は獣の病が蔓延するおぞましい呪われた街、古都ヤーナム。
獣狩りの狩人としてこの地に降り立ったプレイヤーは、変形武器を片手に襲い来る不気味で凶悪な敵を戦うことになります。

過去作品のTHEダークファンタジーという世界から、独特の雰囲気を持つ世界になっているので入りやすい印象。
陰鬱とした空気感と緻密なグラフィック、絶妙な敵の配置、死へと誘う仕掛けの数々など、とにかく全力でプレイヤーを楽しませよう&苦しませようとしている作りは健在で、色んな意味でとても丁寧に作られた作品ですw

こつこつ進めればクリアできる難易度!

まずは、一番気になる難易度について。
とりあえず、しっかりレベルを上げてステータスを上昇、愛用の武器を強化、どうしても倒せない中ボスクラスの人型の敵は華麗にスルーし、あとは根気さえあればバトルアクションゲームがそこそこプレイできるユーザーはクリアできるかとおもいます。
(私はあまり上手ではないプレイヤーなのですが、とにかくこまめにレベルアップして何度も死んで……を繰り返してなんとかクリアできましたのでw)

個人的には、フロムさんの過去作品に比べると攻めることが重視されていると感じました。
従来は、盾でガードしてからカウンター攻撃や敵の攻撃パターンを研究して戦うような受け身の姿勢での戦い方が主体で、粘りと技術を要するゲームでした。
一方、今回はダメージを受けても一定時間内に攻撃をすれば体力が回復する──という、「リゲイン」システムがあるので、敵を恐れずに攻める姿勢が求められているのかなとおもいます。
例えばボス戦では、距離を取ると理不尽なスピードで突進してきたり範囲の広い遠距離攻撃をしてくることが多く、逆に足元や背後を丁寧に狙っていけば倒せる敵が多かった気がします。
とはいえ、敵の激しい攻撃の合間にリゲイン狙って攻撃を続けるのは危険すぎるので、あくまでヒット&アウェイの姿勢が基本になります。
特に狩人などの人型はスピードも速く、銃も活用した多彩な攻撃を仕掛けてくるので、回復のタイミングを図りつつ、武器はリーチが短く振りの早い形に変形して戦うといいかなと。

着実に進みつつ、能力や武器強化が攻略のカギ!

がっつり攻撃する姿勢が求められるので、ちまちま進む&こまめなレベルアップが必須!
思い切って進んでみて、血の遺志がたまっていたり、やばそうな雰囲気が出ていたらすぐに狩人の夢にUターン。
戻ったら惜しみなくレベルアップして、生命力でHP増強したり筋力などで攻撃力を上げましょう。
また、初見ですんなり進んで行ける場所は後半になるにつれて少なくなるので、隅々まで探索してショートカットルートを作り頻繁に拠点に戻ると血の遺志をロストしてしまう危険性も減ります。
なお、死んでしまったらそれまでに獲得した血の遺志は失われてしまいますが、もう一度死んだ場所まで戻って敵を倒したり落ちてるの発見すれば再獲得可能。
(ただ、私は崖から霧の中に落ちたときだけ取れなかったので要注意です!w)

武器はどれを使っても対して能力に差はないとおもうので、自分が使いやすいものをしっかり強化するのが肝心。
繰り返し死ぬことによる自分の技術力向上も大事ですが、敵の攻撃範囲が広く、すべての攻撃を避けるのはどうしてもむずかしいので、少しでも即死を避けつつ、なにより早く倒せるように能力や武器の強化は本当に大事です。
ちなみに私は銃が上手に使えなかったので、強化したノコギリ鉈1本でずっと戦っていましたw

圧倒的な空気感とかっこいい主人公のモーション!

どのエリアに行っても陰鬱とした雰囲気がつきまとう本作。
特に屋内や地下の閉塞感は凄まじく、とても苦手だった虫頭の人間が出現するビルゲンワースでさえ癒やされたような気がしてしまいましたw
さらに、見た目以上に攻撃モーションが独特の気持ち悪さを持った敵が、絶妙な場所に配置され攻撃を仕掛けてくるので、先に進めるのが苦しくなることもしばしば……。
ただそれらは決して理不尽ではなく、「あぁ、ここで死ぬことを想定されてたんだな!」と感じる作りになっているので、それを乗り越えたときの達成感たるや思わずガッツポーズをしてしまう勢いです!

そんな過酷な旅路なので、ゲームボリュームとしては十分でした。
エリアのあちこちにはNPCがおり、救助することでアイテムを獲得したり、ひと思いに倒してしまったりできるのも一抹の癒やしに。
また、進め方によって戦わないでいい敵も登場しました……私は戦ってからそのルートの存在を知りましたがw

また、主人公のモーションがかっこよかったです!
輸血液の使用、灯りを点ける、仕掛け武器を切り替える──どれもなんかテンション上がる動きなんですよね。
敵との死闘を繰り広げている際は、輸血液の使用でおもわず自分までHP(やる気)を回復したような気分になりました!
血塗れになっていく演出には好みが分かれるかなとおもいますが、私はがんばって戦っている雰囲気がするので好きです。

やや長いロードと少ない武器の種類がちょっと気になる

一番気になった点は、ロードがやや長いこと。
繰り返し死ぬことが必須のゲームなので、さくさくとリトライできた方がプレイしやすいかなとおもいます。
ただ、たくさん血の遺志を持った状態で死んだ場合、頭をリセットして新たな踏み出すための時間が必要なので、そういう意味でのロード時間としては良かったかなとw
(なお、ロードは修正パッチで短縮が予定されているそうです。)

あとは、武器の種類がちょっと少ない気がしました。
変形があるので気にならない方もいるかなとおもいますが、過去作品と比べるとちょっと物足りないかなと。
防具については、シリーズもので20種類以上あり、結構見た目にも個性があるものが多くて個人的には満足でした!
終盤になるとレベルも上がって強くなっているので、好みの格好で序盤の市街を散策するのも楽しかったです。

まとめ

とにかく繰り返し死ぬことに慣れる必要がある本作。
過去作品と比べると、がんがん攻める攻撃的でスピーディーなバトルが求められるようになり爽快感がアップ!
とはいえ、フロムさんらしい難易度の高さはしっかり実現されているので、ファンの方は今回も心地よく死ぬことができるとおもいます。
本シリーズ未プレイの方には、コツコツレベルを上げたりトライ&エラーに抵抗がなければ、アクションや世界観はとても魅力的なのでオススメです!

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net