本作は、レベルファイブさんの人気ナゾ解きアドベンチャー「レイトン教授シリーズ」と、カプコンさんの人気法廷アドベンチャー「逆転裁判シリーズ」がコラボした、ナゾ解き法廷アドベンチャーゲームになりますw
まぁ平たくいうと、レイトン教授とナルホドくんが、謎解きと「異議あり!」するゲームですねっ\(^o^)/
で、早速感想ですが……んーまぁまぁだったかなという感じでしょうかw
両作品のコラボはおもしろい企画だったのですが、如何せん、それぞれの良さを上手に生かしきれてない感があったかなぁと。
お話はキレイにまとまった風なのですが、なんとなくもやもやーが残る感じでした(つД`)
あ、プレイ時間は21時間。
全部のナゾをクリアして、コインも全部集めたので、多分20時間前後でクリアできるかなとおもいます。
さて、まずはレイトンパートですが、これはとにかく「ナゾがおもしろくない!」につきますww
レイトンシリーズは全部プレイしているのですが、本作はレイトンシリーズのナゾよりも子どもだましっぽいのが多いです\(^o^)/
頭を使うというよりも、手数でなんとかするパズル系が多い印象。
さらにナゾのバリエーションも少なく、正直あんまり解く気が起きませんでした。。
ストーリーはレイトンらしい後半ぶっ飛んだ展開でしたが、個人的にはキライじゃありません^^
アニメのムービーも多かったし、レイトンもルークも声優さんがだいぶ慣れてきていて上手なので楽しかったです♪
一方の逆裁パートですが、こっちは「逆転があんまりないこと」と「ナルホドくんの声優ワロタw」の2つの問題がありましたw
まず、裁判で新しく導入された概念である「群衆裁判」ですが、これは結構おもしろかったです☆
本作でしかできない裁判の形式でしたし、証人の証言を別の証人が聴いていて、そこからムジュンを探して「異議あり!」するのは結構むずかしくもありよかったかなとc(*゚ー^)ノ
ただ、逆裁シリーズの持っていた、絶望的な状況から証拠や証言によって展開を一気に逆転させる熱さがあんまりなかったかなぁと^^;
証拠も証言もあんまり多くないので、後半の裁判では繰り返しおなじ証拠を提示したりして、裁判が平行線になっているような印象を受けました。
また、レイトン教授がどうしても探偵のような立場になるため、後半から終盤はすべてを知ってる感満載( ゚д゚)
ナルホドくんがそれを小出しにされて、真実を解かせてもらっているような感じがしましたw
それから各所で問題になっているナルホドくんの声についてですが、これはまぁないですね\(^o^)/
下手すぎの範疇を凌駕しているレベルなので、彼の声だけOFFにできる機能があってもよかったかなとw
終盤は若干慣れてきましたが、それでも大事なところでしゃべられると苦笑いを禁じえませんww
と、問題点ばかりあげてしまいましたが、全体としてはまぁまぁな作品だったとおもいます。
ストーリーもナゾも裁判も、そんなに悪くはありません。
じゃあ人に胸張ってオススメできるかというと、そうでもなくってww
どちらのシリーズも知らない人に「これやればわかる?」と聴かれたら、間違いなく「初代レイトンと逆裁1をプレイすることをオススメするよww」といってしまう感じです(´・ω・`)
あ、音楽にいたっては、特記すべきなぐらい良かったです♪
レイトンシリーズは哀愁ある音楽に定評があると個人的にはおもっているのですが、今作では良さをそのままに、逆裁のアレンジ曲なんかはめっちゃテンションあがりましたヽ(>∀<*)ノ
サントラだけでも、必携の価値ありです♪
というわけで、お互いの良さを生かしきれず凡作かなという印象の本作。
ただ、本作でしか楽しめない群衆裁判は良かったですし、音楽も素敵なので、あくまでお祭り的な作品という心構えでプレイされるといいかなーとおもいます!
さぁ!両シリーズの最新作はまだかなー!?!?w
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レイトン教授VS逆転裁判 Nintendo 3DS レベルファイブ |