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●公式サイト
本作は、独特のタッチで描かれた2Dグラフィックの世界で謎を解いていく、パズルアドベンチャーゲームです。
PSストア、ダウンロード専用タイトル。
プレイヤーは主人公のミスターパンプキンとともに、ちょっぴり毒のある野菜の世界を舞台に自分の記憶を取り戻す旅に出るという物語です。
さくっとレビュー!
記事の目次
プレイ時間は1時間半ぐらい。
グラフィックは独特の味がありますが、パズルに特徴があまりなく個性を生かしきれていませんでした。
記憶を取り戻すというストーリーも、マンガで雰囲気をにおわせる程度でわかりにくかったです。
くわしくレビュー!
あまり個性のない普通のパズルアドベンチャーゲーム!
プレイ時間は1時間半ぐらい、さくっとクリアできるボリュームです。
本作は、エリアごとにさまざまなパズルが用意されており、ヒントをたよりに解いていく脱出ゲームのようなアドベンチャーゲームでした。
あ、ヒントは壁の落書きがヒントになっていることが多かったので、アイテムを探すよりも背景に目を凝らしましょう。
謎解きは『レイトン教授』シリーズのようなパズルが多いですが、計算や少しむずかしめの仕掛けもあるためやや大人向けな印象でした。
ただ、謎そのものに作品らしいオリジナリティがあまりなく、単なるパズルになっていたため、物足りなさがありました。
操作は、スティックでも可能ですが、基本的にはタッチ推奨です。
一部のパズルでは反応が悪くて押しにくいこともありましたが、大体スムーズにプレイできました。
グラフィックに個性はあるものの、明確に描写されない物語は消化不良感あり
キャラクターは野菜をイメージしたデザインになっており、独特の絵本のような個性があります。
章間に短いマンガがあり、ストーリーやキャラクターについて描かれます。
ただ、説明がとても少ないため、なんとなく雰囲気で理解していく感じとなっており、せっかく味のあるグラフィックをあまり生かせていない感じでした。
マルチエンディングにはなっていますが、それぞれあっという間に終わってしまうので、なにが起きたのか、どうしてそうなったのかを理解しないまま終わってしまった印象です。
音楽は全体的にしっとりと落ち着いた楽曲が多く、気持ちよくパズルに挑戦できるのはよかったですね。
まとめ!
見た目には個性がありますが、中身はオーソドックスなパズルアドベンチャーゲームだった本作。
ボリュームも少なめでストーリーもあまり描写されないので、さくっとなにかゲームをしたいなぐらいのモチベーションでプレイするとよいかなとおもいます。