イベントレポート

【Vita】ソウル サクリファイス/発表会レポート

●公式サイト

本作は、稲船敬二さんが率いるcomceptさんが企画を担当された、マルチプレイアクションゲームです!
音楽は私の大好きなクロトリの曲でおなじみの光田康典さんと、「AFRIKA」の楽曲を手がけられた鋒山亘さん。
開発はcomceptさんとマーベラスAQLさん、制作・プロデュースはSCEのJAPANスタジオが行う――という、豪華な布陣で注目のタイトルですねっ☆

で、今日開催された発表会では、稲船さんのプレゼンテーションを中心に、ゲームのコンセプト・ゲームの概要・ストーリー・ソロプレイのデモ・マルチプレイのデモ・作曲家さんのお話などが行われました☆

まず、一番印象的だったのが「心(魂)」と「犠牲と代償」というキーワード。

「心」についてですが、このゲームはゲームでありながらどこか魂があるというか、全体的に人間くさい仕様となっています。
ここでいう人間くさいというのは、「複数の矛盾した感情を持っている」ということです。

絶望の状況からスタートする主人公が、次第に希望の光を見つけてそれに向かっていくというストーリー。
音楽にも切なさの中に希望があったり、叫びの中に優しさがあったりと、複数の感情を織り交ぜたようなものに。
なんというか……人間の持つ複数の矛盾した感情を、ゲーム全体を通じて描いているのかなと感じました。

さらに、それを顕著に感じたのがバトルです。
今作で倒す相手である魔物は、実は元人間で、バトルスタート直後に人間から魔物へと変化します。
彼らは過酷な攻撃の最中に「この街が大好きだった」とか「この街を守りたかったんだ」「どうしてこんなことに…」みたいな心の叫びを訴えてくるのです。
だからといって攻撃の手を緩めることはないので、ぼこぼこにしてやるわけですが( ゚д゚)

で、なんとか彼らを倒すと人間に戻りかけ、プレイヤーには「救済」か「犠牲」かの選択を迫られることになります。
「犠牲」にすることで魂が得られ、「救済」することで彼らを人間に戻す?ことができるのですが、プレイヤーにとっては多分「犠牲」の方が得られるものが多いのでしょう。
ゆえに「犠牲」という選択をしたいのですが、元魔物たちは「もう一度家族に会いたいんだ」とか「子どもの顔が見たい」と、最期の言葉をささやくのです。

……もう迷っちゃうじゃないですか!!
自分のためには犠牲にしたいけど、なんかいいやつに見えてきちゃうじゃないですか!!
とおもっていたのですが、デモではあっさり「犠牲」を選んでましたw
切ないのぅww

それから「代償と犠牲」についてですが、1番といっていいほど顕著な特徴が、「仲間を犠牲にして、強い魔法使えること」かなとおもいます。
もうご存知かもしれませんが、本作では魔法を使うにはその拠り所となるものが必要になります。
基本的にはアイテム?っぽいのですが、それが全てなくなってしまった際は、自分の目や指、さらには背骨まで犠牲にして、強力魔法を生み出し敵を倒していかなければなりません。
なので、いきなり目ん玉使って敵を倒さなきゃいけないわけでないので、ご安心くださいw

で、その究極系が「仲間を犠牲にする」ことです。
プレイヤーは瀕死状態の仲間の元に駆け寄ると、先ほどの魔物のときと同様に「救済」か「犠牲」かの選択をすることができます。
「ゴッドイーター」なんかでは、自分のHPを半分分けて仲間を復活してあげることができましたが、そんな感じなのが本作の「救済」。
一方の「犠牲」は、なんと!仲間に炎の魔法をかけてサラマンダーにしちゃって、その仲間を使って敵を倒す!という、それはもうビックリな戦法に打って出ることができるのです!
もちろん、犠牲となった仲間は、サラマンダーとしての役割を終えたらそのまま死亡。
魔物を倒した際の代償を受けることはできません。

というわけで、所謂狩りゲーのように、「みんなで仲良くモンスター狩ろうぜ♪」というテンションよりは、「俺を犠牲にあいつを倒してくれ!」とか「貴様ぁ!なにをする!やめろぉ!」みたいなテンションになるかなぁと。
このゲーム、絶対マルチプレイがおもしろいです。
リアルな人間同士の駆け引きとか、無駄に熱くなりそうですw

逆にソロだと……私がデモを見た感じではNPCがいたような気がするのですが、1人ぼっちだとこうした駆け引きが行えないのでちょと物足りないかなとおもいます。
ただ、NPCでもいたらきっと楽しいだろうなー入れてくれないかなー(´v`)

それから、魔法のバリエーションは結構多そうで、確認できたのでは「火氷岩木」がありました。
印象的だったのが、飛び道具系というより、地面を這わせる感じのがよく使われていました。
地面から根っこが伸びていったり、氷が出現したり……といった感じのをイメージしてくださいな!
あと、時間を止める魔法みたいなのも使ってました、これいいなぁ(*´∀`*)

あ、ゴーレムとかいう、でかいモンスターも地面から生えてました。
これ、召喚できるみたいです。
彼はマリオのドッスンみたいに一定時間おきに、生えた場所からパンチを振り下ろしていました。
攻撃当てにくそう、敵を指定の場所に留めておくのが大事かなと!

あ、あと、強力な魔法を使い続けていると「自分の体が魔物化」していってしまうようです。
段々摩耗していく、雁夜おじさんみたいな感じですね\(^o^)/

早速気になったのは「カメラワーク」!
自分の体がでっかい岩になってころころできるという魔法をデモで使っていたのですが、そのとき画面いっぱい岩で、前がまったく見えませんでしたww
あと、敵をロックオンするような機能は、いまのところ確認できませんでした。
敵も味方もわりときびきび動くので、カメラリセットとかはあったらいいなぁ……まぁあるとおもいますが。

それからキャラクターの動きについては、そんなにモッサリしている印象はありませんでした。
んーなんとなくモンハンぐらいかなぁ……もうちょと速いかなぁぐらいですかね^^;
絵はキレイでした、見えてはいけないものまで見えそうでした。
断面とか血しぶきとかww

というわけで、自分の体を消費する設定だったり、グロいモンスターだったりが登場するので、本作はただのグロゲーかなとおもわれがちですが、それはこのゲームの本質ではないかなとおもうのです!
私は人間の持つ複雑な感情が様々な形でシステムに組み込まれている、新しいタイプの狩りゲーかなと感じました。

世界観はずっしり重たいですw
それでも、ゲームに内在する様々な選択によって、プレイヤーは時には悩んだり、時には勇気を振り絞ったりすることができるゲームなんじゃないかなぁと(*’-‘)

あまりにもグロ押しだったり、マルチプレイできまっせーみたいな感じだったら遊ぶのはやめようかなとおもっていたのですが、個人的にはすごく惹かれたゲームでした☆
みなさまもこのタイトル、一度俯瞰で見てみると見え方が変わるゲームかなとおもいます!
ぜひ注目してみてくださいねっヽ(>∀<*)ノ

それから、タイトルの画像は、参加記念としていただきましたチョコレートとTシャツです☆
チョコは4つのうち1つだけ苦い……これも犠牲のイメージなのかしらww
いまだこわくて食べられません、どきどき(*´Д`)

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net