レビュー

【PSP】夏空のモノローグ portable

●公式サイト

本作は、PS2で発売されたもののリメイク移植作品になります!
開発はオトメイトさん……昨今ホントオトメイト無双だな……ww

ゲームは、ツリーと呼ばれる謎のでっかい建造物がある田舎町が舞台。
1年前から記憶喪失の高校2年生のヒロインと、廃部が決定している科学部のメンバーを中心にお話は進んでいきます。
廃部前日である7月29日、メンバーはツリーの観測に向かいます。
そこで、7月29日がループをはじめて――という感じではじまります。

ループモノは昨今多く見受けられますが、乙女ゲームでは新鮮な感じがしますよね☆
全体的に切ない雰囲気で、一夏の不思議な出来事を体験するようなお話です。

で、フルコンプした感想ですが……「かなしーい(´;ω;`)せつなーい(´;ω;`)」でした。
記憶喪失ゆえ暗くなってしまった主人公や、キャラクターごとに抱えた過去や悩みなどが胸に刺さります。
描きこまれた背景や物悲しい音楽も、これらの感情を強化しているとおもいます。
おなじ学園モノでも、先日プレイした「はつカレっ」とはうって変わって、甘酸っぱさよりも切なさが全開でしたw

ただ、ループに関する設定は甘々で、何の前触れもなく「ループ終わるよ!」みたいな展開のときは、シュタゲのダルよろしく「なんぞ?」と聴き返したくなりましたw
さらに、隠しルートをクリアするとなんというか……まさに「これまでの話はモノローグだった」という気分にさせてくれます。
それによる無力感ゆえ、悲しさと切なさが倍増するのかなーと(つД`)
あ、でも個別ルートはちゃんとハッピーエンドになりますので、安心してくださいね☆

ゲームはいわゆるアドベンチャー形式ではなく、サウンドノベルのように画面いっぱいにテキストが表示される形式です。
変則的にキャラクターの立ち絵やイベントカットが差し込まれるので、小説を読んでいるような感覚になるかなーと!
1ルートクリア時間は4時間前後。
攻略キャラクターは6名で、うち1人は全員クリア後に出現します。
また、周回プレイをすると会話の選択肢が増えたり、見られるエピソードが増えたりとやりごたえはあります。

主な追加要素は、新シナリオとクリア後に追加されるエピソード「ツリーピースβ」
これは攻略キャラクター視点のモノローグで、主人公と出会う前の軌跡を描いたショートストーリーです。
新シナリオはコミカルな展開を楽しめ、「ツリーピースβ」では本作らしい切なさ全開のお話となっています☆

恋愛はお互いがゆっくり歩み寄るような穏やかななもので、絵に描いたような甘いセリフはでてきません。
ですが、恋によって前を向いて生きようとする主人公や、問題を乗り越えていくキャラクターの成長は見応えがあるかなーと!
声優さんの熱演もあって、とにかく切なくさせてくれます。゚(゚´Д`゚)゜。

ただ、サウンドノベルのような演出なので、イベントスチルがちょっと見えにくいのは気になりましたw
差分とかあっても気が付かなかったり( ゚д゚)
スチルが出ているときだけでも、アドベンチャー形式のような演出をされてもよかったかなとおもいます。

というわけで、やや甘い設定と切なさが同居する本作。
キャラクターの設定や個性的な演出、ストーリーはよくできているとおもいますので、じっくり遊ぶのにピッタリのタイトルかなぁと☆
ラブラブハッピー!よりも切ないお話が好きな方にオススメです(´-`*)

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net