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●公式サイト
本作は、コアなファンを獲得し続けている、ダークな雰囲気の人気RPGシリーズ最新作。
開発はシリーズおなじみのアトラスさん。
明確な正義という観念がなく、思想的対立からルートが分岐していく重たいストーリーと難易度の高いバトルが特徴です。
ナンバリングタイトルとしては実に10年ぶりなのですが、派生タイトルである『STRANGE JOURNEY』や『デビルサバイバー』が発売されていたのでうっかり忘れていたことはここだけの秘密です。
さくっとレビュー!
記事の目次
魅力である「悪魔合体」はとても快適に作られており、シリーズファンも初心者も遊びやすいとおもいます。
合わせて、複雑な価値観が絡み合う重たいストーリーも、作品に没頭できる要因になっていました。
DLCは賛否両論あるとおもいますが、おまけ程度に考えておくとよいかなと。
くわしくレビュー!
シリーズならではの中毒性の高い育成システム「悪魔合体」は健在!
シリーズの魅力は、なんといっても敵である悪魔と会話をして仲間にし、悪魔同士を合体させて強化していく「悪魔合体」です。
悪魔同士を掛け合わせてて強化する少し複雑なシステムですが、本作ではおすすめ合体が紹介されていたり、作りたい悪魔を検索する機能があったりと、初心者にはやさしく、やりこみプレイヤーにはハマりやすくなっています。
バトルの難易度が高いので、自然に悪魔合体をする意識が高くなるのもいいですね。
ちなみに私は、ひたすらイケメンやかわいい子を求めて合体を繰り返しているのですが、気がついたら半固体だったりたくましい虫だったりと、強いのですがビジュアル的にはイマイチなやつらに囲まれてしまっています。
また、価値観の対立によって仲間同士が敵になる重たいストーリーもよかったです。
エンディングが複数ルートに分岐するのですが、別の結末が気になってあっちもこっちもプレイしたくなること必須。
賛否両論のDLC他、気になった点について
DLCとして有料配信されているクエストでは、経験値・お金・アプリポイントなどを楽に稼ぐことができます。
これについては賛否両論があるかなとおもいますが、本作の持つ高い難易度を楽しみたいユーザーは計画的に使うとよいかなとおもいます。
その他気になったのは、ダンジョン内のカメラワークについて。
上下を向く際には移動ができなくて、その間に悪魔が突進してきてバトルに突入してしまうこともしばしばありました。
また、悪魔のイラストの使い回しが多かったので、せっかく久しぶりのナンバリングタイトルなので、もうちょっと新規の悪魔に出会いたかったなと。
シリーズ初心者にも入りやすい豊富なチュートリアルと難易度設定
また、シリーズ未プレイのユーザーにも遊びやすいように、チュートリアルがとてもしっかりしていました。
先述の悪魔関連のシステムや育成方法、アプリ──など、覚えること自体は多いのですが、説明があるので混乱することはありませんでした。
また、2回全滅すると難易度選択ができるようになり、「新人」より簡単な「候補生」モードが出現します。
難易度はゲーム中いつでも変更できストーリーに影響しないので、自分のプレイスタイルに合わせて遊ぶことができるのもいいですね。
まとめ!
気になる点はあるものの、コアファンにも初心者にも遊びやすい作りとなっている本作。
特に本作の魅力である「悪魔合体」に関しては、とにかく使い勝手がよくて楽しかったです。
シリーズファンはもちろんですが、未プレイの方でもRPGがお好きな方にはぜひおすすめしたいタイトルです。
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