本作は、日本をテーマにしたオムニバス映画「SHORT PEACE」とPS3ソフト「月極蘭子のいちばん長い日」が収録されています!
1本でアニメ映画とゲームが楽しめるという、劇場版マクロスみたいな形式ですねc(*゚ー^)ノ
アニメ映画は、大友克洋さん・森田修平さん、安藤裕章さん・カトキハジメさん、森本晃司さんが監督された70分弱の作品集です。
一方のゲームは、ディレクターにグラスホッパーの須田剛一さん、キャラデザにコザキユースケさん、開発はPS3「TOKYO JUNGLE」のクリスピーズさんという布陣!
シンプルな横スクロールアクションをベースに、敵を倒すことで発生する派手なエフェクトを連鎖させて一気に倒すといった爽快感があります。
あ、敵が追撃してくるのですが、追いつかれると即死ですww
■とにかくストーリーが理解不能!ゲームもシンプルなのであくまで映画のオマケという認識で!
本作は、「ゲーム→ムービー→ゲーム」と、ゲームパートとムービーパートが交互に進行していきます。
で、ゲームパートには先述の横スクロールアクションに加えて、上に登っていくジャンプアクション、シューティング、2Dバトルなど、一部異なるジャンルのゲームもあります。
どれも複雑な操作は要求されず、基本的にジャンプアクションがベースとなるので、昔懐かしい感じがするかなーとおもいますw
メインとなる横スクロールアクションは、背後から敵が迫ってくるのでハイスピードな進行となります。
ゆえに、「敵を倒してエフェクトが発生→次の敵に当たってまたエフェクトが……→結果的にド派手なエフェクト!」となるのは爽快!
ですが、エフェクトによって画面がチカチカしたり、障害物が見えなくなっちゃったりするのでプレイしにくい方もいらっしゃるかとおもいます( ̄□ ̄;)
また、ステージや敵にバリエーションが少なく、「とりあえず右に向かってひた走れ―!」というゲーム内容なので、わりと早く飽きてしまうかなーと^^;
(ちなみに、マリオもロクにクリアできない私がちゃんとクリアまで辿りつけたので、難易度はあまり高くないです。)
あと、余談ですが、ジャンプしたときの感覚が、完全に「TOKYO JUNGLE」でしたw
なんというか……妙に軽くぽーん!って飛び上がる感じですww
と、ゲームはシンプルすぎてイマイチ飽きてしまうのですが、それ以上に問題が!!
とにかく!ストーリーが超展開のオンパレードすぎて、もうなにがなんだかわからないのです\(^o^)/
主人公は、昼は女子高生、夜は凄腕スナイパー──という設定なのですが、それさえも活用できていたのは本当に序盤だけで、いきなり謎のキャラや敵、そもそも敵だかなんだかわからない物体などが次から次へと現れるので、「こういうお話だったよ!」と説明すら困難なレベル\(^o^)/
さらに、ステージの合間に入るムービーは、グラフィックのテイストがあまりに違うのが連発されるので、「サブカル感狙ったんだけどただの混沌になってしまったよ!」って感じでした(ノ∀`)
エンディングムービーも、謎の女性3人(実写)によるカラオケ+ダンス映像という始末……。。
達成感もなければ、終わった感すらもありませんでしたw
個人的には、普通のキレイな絵でやってくれた方が、まだ見ていられたかなーと(´;ω;`)
プレイ時間は2時間弱。
正直、ゲームのクオリティもストーリーもこの長さでも飽きてしまうレベルで、どうせならゲームかお話かどっちかせめてもうちょっとがんばってほしかったです(`‐ω‐´)
というわけで、ストーリーが混沌すぎて説明に苦慮した本作w
アクションゲームとしてはシンプルすぎて物足りませんが、まぁこのぐらいの長さならギリギリ飽き……るかもしれませんが\(^o^)/<
とはいえ、総合的に見れば明らかに映画のおまけ程度にしかなりませんので、映画が気になる方でPS3持ってるからちょっとゲームもやってみてもいいかなーぐらいのテンションでの購入をオススメしますww
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