『オーバークック スペシャルエディション』ってどんなゲーム?
・最大4人で遊べる、はちゃめちゃクッキングアクションゲーム!
・キッチンは戦場だ!ドタバタ足を引っ張り合うマルチプレイが最高に楽しい!
・操作が簡単なので、パーティーゲーム感覚でプレイできる!
・トラックの荷台から流氷の上まで、さまざまな場所で料理を作りまくろう!
ゲームレビュー
本作は、最大4人のオフラインマルチプレイが楽しめる、はちゃめちゃクッキングアクションゲームです。
プレイヤーは料理人となり、さまざまな調理場を舞台に料理を作っていきます。
しかし、別作業をしようとしている仲間が邪魔になったり、移動するキッチンや溶岩など環境の変化や火事などのアクシデントも随時発生。
てんやわんやの大忙しな調理場で、ドタバタ足を引っ張り合いながら上手いこと役割分担をし、協力して料理を提供するという作品です。
なお、スペシャルエディションでは、PC版の追加コンテンツである「The Lost Morsel」と「The Festive Seasoning」が収録されています。
分かりやすい操作性とルールで、誰でも楽しめるパーティーゲーム!
お互いがちょっと邪魔になりながら協力して作業を行う、マルチプレイアクションゲームの定番作品です。
本作のヒットをキッカケにしてこのジャンルは人気になり、リフォームを題材にした『ツールズアップ!』や、引っ越しゲーム『Moving Out』などが発売されました。
そのなかでも『オーバークック!』は、原点にして完成された感のあるとても楽しいタイトルでした。
遊び方はとても簡単で、コックさんになり次々と注文が入る料理を作って提供するだけ!
料理づくりも簡単で、食材を持ってキッチンにあるまな板やフライパンの場所に行き、ボタンを押して切ったり焼いたりし、お皿に乗せていけば完成します。
操作性もシンプルで、移動・アクションを行う・ダッシュがメインと、アクションゲームに慣れていないプレイヤーにも遊びやすい作りとなっています。
このように複雑な操作やゲームシステムの理解が必要ないので、パーティーゲーム感覚でプレイできる作品です。
足の引っ張り合いが盛り上がる!役割分担が重要な協力プレイ
そして、本作の醍醐味といえば、協力プレイ。
最大4人のオフラインマルチで遊べるのですが、これがとにかく楽しかったです!
楽しい理由は慌ただしさにあるかなと。
料理はオーダーから提供まで制限時間があるので、なるべく早く作らなければいけません。
しかし、調理スペースは限られていて他のプレイヤーが別の料理を作っていたり、狭い通路を移動する際に反対側から別のプレイヤーがやってきてしまったり、うっかり使わない食材をお皿に乗せてしまったり。
役割分担と協力をしっかりしないと、とにかく自分も周りのプレイヤーも足を引っ張りまくってしまうのです。
そして、このドタバタ感がめちゃくちゃ盛り上がって楽しい作品なのです!
ゲームをスタートすると、「ちょっとそこどいてー!」「あれ切っておいて!」「揚げ物が焦げるから回収して!」など、各所で指示が飛び交い、大混乱に陥ること間違いなし。
食材を切ったりお肉を叩いてハンバーグ状にする係、ひたすら焼く係、提供してお皿を洗う係など、役割分担を決めて作業をするとスムーズに回ったりもするのですが、次第に特定の人が忙しくなって作業が進まないこともあります。
そうしたヤキモキ感もわいわいできるポイントで、無事にクリアした暁にはチームとしての結束力が芽生えるはずです。
また、プレイヤーたちを困らせる要素は、先述の時間制限だけではありません。
調理場のロケーションも、ドタバタを生み出す要素になっています。
舞台となるのはごく普通のレストランだけでなく、海賊船や走行中のトラック、宇宙や流氷の上など、到底調理には向かないスペースでのクッキングも求められます。
足場が不安定で調理場から落下したり、火事が発生したり、調理場から落下したり、ネズミに食材を持っていかれたりといったアクシデントも盛りだくさん。
これらの状況に対処するためのチームワークが、プレイヤー同士の足を引っ張り合うプレイ感を深めることにつながっていました。
さいごに
遊び方は分かりやすく、複雑な操作を使わずにみんなで協力してプレイできる良作協力アクションゲームでした。
クッキングというモチーフも役割分担がしやすく、多彩な調理場やハプニングによってわいわい楽しめること間違いなしです。
家族やお友だちと遊ぶのにはピッタリのパーティーゲームなので、ぜひマルチで遊んでみてくださいね!