【3DS】逆転裁判6

Posted in ゲームレビュー by - 7月 01, 2016
【3DS】逆転裁判6


●公式サイト

本作は、無実の罪を着せられた依頼人を救うべく、弁護士として法廷で戦う人気シリーズの最新作です!
今回の舞台は、日本だけでなく、弁護士が必要とされない法廷が行われている神秘と信仰の国「クライン王国」が新登場。
死者が見た死の直前の映像を映し出す「御霊の託宣」を中心に進んでいく異色の法廷に、ナルホドくんとオドロキくんが立ち向かいます。


さくっとレビュー!

ファンタジー要素が強くなった裁判、後付けされた設定など気になる部分はあるものの、ストーリーはしっかり盛り上がりました!
事件のトリックも複雑になり、証人や証拠品によって裁判の流れが大きく二転三転するため、何度もビックリしました……。
ナルホドくんの活躍は控えめですが、オドロキくんの物語に結末が訪れる最終話は感動的。
全体的にテンポが遅くなり、傍聴人にイライラしたり、モーションが長くて「早く先が知りたい!」という気分にもなりましたが、すっきりと終わっていたのでまぁいいかなとw
突っ込みどころは満載ですが、あまりむずかしいことは考えずに、目の前の状況を楽しみながらプレイすると満足度は高いとおもいますよ。



くわしくレビュー!

唐突な設定はあるものの、ストーリーの完成度は高い!

物語は全5章で、クリア時間は25~30時間程度。
複数回裁判が行われるボリュームの多い話もあるため、たっぷり遊べた印象です。

まず、本作はナルホドくんとオドロキくんのダブル主人公のとなっており、最終話は主にオドロキくんが活躍します。
そのため、ナルホドくんの大活躍を期待しているとちょっと物足りないかもしれません。
また、過去シリーズでも霊媒というフィクション設定が登場していますが、今回はさらなるファンタジー設定がベースになっています。
オドロキくんの過去に関しても後付けっぽい設定があったりするので、気になる方はいるとおもいます。
ちなみに私は単純なので、「へぇー!こんなことできるんだー!そんな過去があったんだー!」みたいなテンションでプレイできたので、たいして気になりませんでしたw

むしろ、ゲームをプレイしていて一番気になったのは言葉遣いの悪さ
ナユタ検事の「ド腐れ」や傍聴人の「死刑!死刑!」など、健全な雰囲気の逆裁シリーズにはやや浮いた感じのする言葉を使うシチュエーションが多々見られました。
序盤は特に、「言い過ぎじゃないかな?」と感じる場面が多かったです。
まぁ、ナルホドくんたちの努力によって、中盤以降はそうしたシーンは減っていったのでストレスは軽減されましたがw

オドロキくんに関しては、後付けの設定がありましたが、結果的に自分がいるべき場所に落ち着けてよかったとおもいます。
彼がそうした所に立てたのは、ナルホドくんが異国の法廷でがんばった結果でもあるので、逆にナルホドくんの成長を感じられたりもしました。
あと、過去シリーズと比べてトリックがよく練られており、証人や事件の進行にビックリする展開になることが多かったです。
特に殺人トリックは工夫されており、裁判の終盤までどうやったのかわからないことも。
エンディングはすごくまとまりのある終わり方で、それぞれのキャラクターがここから未来に踏み出していくような希望のあるものだったとおもいます。


テンポはやや落ちたものの、動画を使った新しい矛盾指摘アクションは楽しい!

動画を使って矛盾を見つけ出す新システム「御霊の託宣」は、新しい矛盾の指摘方法として機能しており楽しめました。
一目見てわかるものから、少し頭をひねらないと発見できないものなどクセのある感じになっていて、歯ごたえがありました。
また、裁判のいち要素としてだけではなく、レイファさまの心の変化にも一役買っていたので、最終話の託宣シーンは胸が熱くなりました。
その他にも、感情を読み取る「ココロスコープ」、事実を振り返る「カンガエルート」、相手の怪しい挙動を指摘する「みぬく」といったシステムも引き続き登場。
ただ、「異議あり!」の応酬シーンは減ったのでややテンポは悪くなりましたが、裁判自体の充実度は上がっていたのかなとおもいます。
あ、指紋検出は反応がよすぎるため、オブジェクトが回りすぎてしまったり、粉の吹き方がシビアだったりとかなり苦戦しました。
茜ちゃんほど指紋検出にモチベーションがないので、もうちょっとざっくりしていてもよいかと。

裁判といえば、クライン王国で無罪判決を獲得すると見られる演出がちょっと地味でした。
私は、日本で「わーっ!」という歓声とともに紙吹雪が舞う演出の方が、「勝ったぞ!」という感じがして好きですw


モーションの長さは相変わらず気になる!ココネ&ユガミの新コンビの活躍は必見!

キャラクターの会話時のモーションは、3D化してから全体的に長くなりました
次々と新しい証言や証拠が出てくる作品なので、プレイしているととにかく先が気になるため、もうちょっと短かったりスキップできたほうがプレイヤーにストレスを与えなかったのかなとはおもいます。
私は途中から慣れてしまったので、これまたあまり気になりませんでしたw
ただ、ボイスについては、基本的に「異議あり!」以外はいらないとおもいます……ナユタ検事のお経、そんなに何度聴いて楽しいものではないのでw

アニメーションカットについては、冒頭の部分だけでもいいかなとはおもいつつ、アニメでしか表現できないような大きなアクションが行われるシーンで見られたのはよかったとおもいます。
特に、みぬきちゃんのマジックショーのシーンはかわいかったですね。

個人的にとても素晴らしかったのが、ココネちゃんとユガミ検事がコンビを組む話!
正直、これまではココネちゃんのテンションについていけず、オドロキくんとのなんとなくダラダラとした探偵パートもあまり好きではありませんでした。
しかし、ビシビシ進めるユガミ検事をパートナーに置くことでココネちゃんのマイペース感が薄まり、未熟だけどがんばる後輩キャラになっていてよかったです。
同時にユガミ検事のツンデレっぷりもおもしろくて、このコンビの活躍は今後も見たいなと感じさせました。


まとめ!

ファンタジックな設定やナルホドくんの活躍の少なさ、細かいシステムなど気になる部分は多々あれど、1つの作品としてしっかり完結しており達成感を感じられた本作。
久しぶりに過去シリーズのキャラクターが出演し、特にマヨイちゃんの笑顔をまた見られたのもうれしかったですね。
ナルホドくんとマヨイちゃんのコンビの活躍に加え、ココネちゃんとユガミ検事のやりとりが楽しかったのでもっと見たいです!

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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net