[star rating=”4″]
●公式サイト
本作は、ファッション関係のお仕事ができる『ガールズモード』シリーズの最新作です!
今回はこれまでのショップ店長だけでなく、美容師・メイクアップアーティスト・モデル・デザイナーと5つのお仕事をすることができます。
さらに、わがままショールームという家具を自由に配置できるミニチュアハウスモードが追加されました。
なお、前作のレビュー記事はこちらです。
●3DS『わがままファッション ガールズモード よくばり宣言!』レビュー記事
さくっとレビュー!
がっつりお洋服を売ってショップを経営するというより、みんなをかわいくしてあげるコーディネーターのような役割を担うようになった本作。
ピアスや新しい髪型なが増えた一方、どの職業でも似たような注文をされることが多く、気がつくと街がツインテール祭になっていることもw
個人的には、ファッションコンテストが競争から鑑賞イベントになってしまい、やりがいがなくなったのは残念でした。。
ヘアカラーなどに使う色を集めるのも、季節や時間限定色があり面倒。
とはいえ、お客さま1人1人をヘアスタイル、メイク、ファッション──と、トータルでコーディネートできるのはおもしろかったです!
くわしくレビュー!
日時がリアルタイムと同時進行になり、ファッションコンテストが観賞イベントに!
大きくは変更になったのは新しく他の職業もできることですが、実は細かな部分が色々と変わっています。
まず、日付と時間はリアルタイムと同時進行になりました。
展示会のお洋服も1日1回、日替わりで入れ替えになったので、コンプリートするには毎日コツコツプレイする必要があり時間もかかります。
さらに、ファッションコンテストの仕様が大きく変わりました。
毎日開催ではなく、一定数のお仕事をこなしたあとに開催できるようになり、内容も競争というよりキャラクターを眺めるショーのような意味合いに。
具体的には、これまでお題に沿ってライバルとコーディネートを競い合っていたものが、コンテストの開催が決まるとモデルさんが自分のショップに衣装を買いにきて、キャラクターたちがランウェイを歩くショーを見るという感じに。
個人的には、コーディネート対決が好きだったので、ただ見るだけになってしまったのはかなり残念でした。
ショップ経営はやや味気ない感じになり、重複注文も増えた
ショップ経営関連で一番ガッカリしたのは、買い物をしたお客さんがショッピングバッグを持って帰る演出がなくなってしまったこと!
これがあることで「自分で選んだものが売れた!」という実感を得られていたのですが、なくなってしまったので、自分のショップを経営している感覚も少なくなってしまいました。
笑顔で手を振るのもいいのですが、お店の前でおじぎするの仕草に達成感を感じていたのでやっぱりショッピングバッグは欲しかったです。
また、在庫整理的役割でもあったマネキンが、全然売れなくなってしまったのは悲しかったですw
むしろ、今作では基本的に自分が着ているジャンルの服以外はあまり買ってもらえず、ショーウィンドウを見ている子の服装から売れるか売れないか判断できてしまいます。
(前作では見てくれてる子の多くは購入してくれていたので、少し切ない気分になりました。)
あとは、ショップに限らずヘアメイクなどでもそうですが、似たような注文をされることが多くなりました。
私の場合、美容師さんをしている最中に、3回連続で「ストレートのツインテールにして欲しいな」というオーダーがされてしまい、カラーバリエーションでごまかしましたw
1人1人をコーデ・メイク・ヘアメイクとトータルコーディネートができるのはおもしろかったのですが、意識して区別しないと同じ雰囲気の子が街で溢れかえることになるので注意!
結構シビアな色集め!季節限定や時間限定色も……
今作では、髪色やメイクの色に使える色は写真を撮影して集めることになります。
これがなかなかに面倒で、見えていても正しい位置で撮った写真でないと色は獲得できず、トコナツビーチの鐘やみどり公園のバラのアーチは苦戦しましたw
また、冬限定の色などもあるので、ゲームを買ってから数ヶ月経たないとコンプリートできないのは几帳面な性格なので気になりました。
加えて、写真は1枚づつしか確認してもらえず、その都度会話をしなければいけません。
消去するのも1枚づつで、さらにデータ自体はSDカードに残っているようなので、別途消す必要があります。
普段スクリーンショットを撮影しない人も多いかとおもうので、この辺りはスムーズにできるとよかったかなとおもいます。
不満点はあれど、概ね楽しめる良さがある!
アイテムの種類は前作にいくつか増えた状態なので既視感はありましたが、新規アイテムがかわいいものが多く、新しく使えるピアスはコーディネートの幅を広げていたとおもいます。
色々なお仕事ができるのも、長い間遊べるゲームが陥りがちなマンネリ感の打破に貢献していたかなと。
特に今作ではファッションコンテストでお金稼ぎができなくなったので、デザイナーのお仕事や一瞬でお金が入るメイクアップアーティストは便利な収入源でしたw
なお、男性のファッションはクリア後にタイトル画面から変更して遊ぶことができるので、作中は女の子のアイテムだけを扱えるようになりました。
あと、一番うれしかったのは、髪型で前髪と後ろ髪を選べるようになったこと!
これにより、ヘアスタイルの種類が増えたので、色と合わせるとかなりのバリエーションが出せるようになったとおもいます。
ショールームについては、私はあまり活用してないのですが、ハウジングが好きなプレイヤーは楽しめるかなと。
ちょっと狭い気もしましたが、それゆえ自分オリジナルの空間演出がしやすいとも感じました。
まとめ!
前作からの仕様変更で気になる部分は多くあれど、コーディネートは相変わらず安定して楽しい本作。
ファンタジックな設定もあり、若干対象年齢は下がった気がしますが、キャラクターを総合的にカスタマイズできるようになったので、やりこみ要素は十分にあるかなとおもいます。
ただ、私はしっかりファッションバトルしたいので、前作の方が好きでしたw
[amazonjs asin=”B00S66U3FC” locale=”JP” title=”GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ”]