[star rating=”5″]
●公式サイト
本作は、Vita版からのリマスター移植作品で、重力を自在にあやつり、広大な街を縦横無尽に飛び回るアクションアドベンチャーゲームです。
グラフィックが美しくなったことに加え、設定画やイラストを見られるギャラリーモードも追加されました。
また、DLCとして配信されていた3種類の追加ミッションもはじめからすべて収録されています。
さくっとレビュー!
記事の目次
追加ミッションを含め、13時間半でクリア。
画面が大きくなったので没入感が高まり、とても気持ちよく世界を飛び回れました。
操作性はほぼVita版と変わらず快適で、あらゆる方向を下にできるという独特の重力アクションは意外と酔いませんw
くわしくレビュー!
没入感が高まったグラフィックに、しっかり遊べるストーリーボリューム!
追加ミッションをすべてクリアして、プレイ時間は13時間半。
バンドデシネ的な描かれ方をしているストーリーもおしゃれですし、どこか閉塞感のある世界も魅力的なタイトルです。
エンディングは続編を示唆した内容ですが、続編であり完結編の『GRAVITY DAZE 2』は2017年1月19日発売予定なので、執筆時点では先がわからなくてもやもやすることはありませんw
グラフィックは大幅に向上し、よりスムーズにアクションができるようになっていたとおもいます。
加えて、画面が大きくなったことによって世界がより広く感じられるようになり、自由に飛び回る快感はアップしていました。
もともと気持ちのよい浮遊感や疾走感を持っている作品でしたが、さらに没入感が高まった感じです。
DLCがはじめから全部入っているのもうれしいポイントでした。
それぞれシナリオやアクションにオリジナリティがあり、プレイしごたえがあります。
また、ストーリーなどでも着用できる新しいコスチュームも手に入るので、お得感もあり。
(しかも、どの衣装もとてもかわいらしかったですw)
独特の操作感が気持ちいい重力アクション!
重力を自在にあやつり、あらゆる方向を下として駆け巡るのが特徴の本作。
空に落ちるという独特の感覚は、一度プレイするとクセになる気持ちよさがありました。
重力操作中は上下左右の感覚が通常とは異なるため、「酔うかな」と心配される方も多いかもしれません。
個人的な感想ですが、FPSの微妙な縦揺れや『アンチャーテッド』でも酔う私がまったく酔わなかったので、意外と大丈夫だとおもいます。
(ただ、一部ステージでは重力操作がプレイヤーの意図と反する形で行われる場面があり、そこでは5分で酔いましたw)
操作性は、重力スライドが「タッチ+本体傾け」から「L2R2+スティック」になったこと以外に大きなちがいはありませんでした。
むしろ、スティックで移動する方向を指定できるため、より繊細なコントロールがしやすくなったのかなとおもいます。
ジャンプアクションというよりもターゲットを狙うシューティングに近い感覚ですが、自身が目的地に向かって飛んでいくのでレースゲームのようなスピード感も魅力です。
気になったのは、音のボリュームがまちまちなこと。
フェタルムーブの声はとても大きいのですがBGMは小さいため、たびたび慌てて音量を下げていました。
まとめ!
グラフィックの向上、画面が大きくなったことによる没入感の拡大、そしてDLC全部入りと、本作の魅力をひとまとめにした作品でした。
操作性やゲームシステムは続編に比べると荒削りな感じはありますが、それでもしっかりと遊べる内容なので、アクションゲームがお好きな方にはおすすめのタイトルです!
[amazonjs asin=”B015DSR5SS” locale=”JP” title=”【PS4】GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動”]