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●公式サイト
本作は、箱庭型の3Dステージを舞台にした『スーパーマリオ』シリーズの最新アクションゲームです。
クッパとピーチ姫の結婚式を阻止すべく、新たな相棒となる帽子のキャッピーとともに、さまざまな国を冒険するという物語。
帽子を投げたり、ステージ上のオブジェクトや敵キャラクターに帽子を投げて乗り移る「キャプチャーアクション」が特徴です。
ゲームオーバーがないことにくわえ、初心者向けの「おたすけモード」や2人プレイに対応しているので、ジャンプアクションが苦手なプレイヤーでもとても遊びやすい作品ですね。
さくっとレビュー!
記事の目次
クリアまでは20時間弱で、パワームーンやローカルコイン、ミニゲームなどのやりこみ要素も豊富でまだまだ遊べるボリュームです。
アクションの難易度は低く、さらに初心者でも遊びやすいシステムがあるので、誰でもエンディングを迎えられるゲームだとおもいます。
探索の楽しさを存分に感じられるすばらしいマップデザイン、次の国を訪問するのがわくわくするグラフィック、バリエーションが多いキャプチャーアクションなど、マリオの新しい魅力にあふれた作品でした。
飽きることないゲームプレイに、ラストまで楽しく駆け抜けられるおすすめタイトルです!
くわしくレビュー!
アクションゲーム初心者でも遊びやすい難易度、やりこみ要素も豊富!
パワームーンを201個獲得して、クリアまでは20時間弱でした。
寄り道をせずまっすぐ進めば、もっと早くクリアできる方もいるかなとおもいます。
メイン要素であるパワームーン集めは、ストーリーを進めるために必要な分はぽんぽん見つかるのでテンポよくプレイできました。
さらに、やりこみとして999個も用意されており、なかには獲得難易度が高いものもあるため、コンプリートを目標とするには十分すぎるほどのボリュームがあるとおもいます。
また、国ごとに集められるローカルコイン(マリオの着せ替えやおみやげの購入に使います)もあるので、小さな国でもたっぷり遊べる濃密さでした。
アクションは、ジャンプアクションが大いに苦手な私でもクリアできたので、全体的にやさしめの難易度だったとおもいますw
本作ならではのシステムである、オブジェクトや敵キャラクターに帽子を投げて乗り移る「キャプチャーアクション」は種類も多く、アクション自体のおもしろさもありました。
いつものマリオシリーズでは厄介な敵として対峙しているキャラクターになれる、という経験にも新鮮味があり。
キャプチャーアクションはカービィシリーズでも行えましたが、本作ではよりパズル要素が強い形で使われており、終盤は組み合わせて少しむずかしくするなどの工夫がされていました。
ほどよいゲームボリュームと合わせて、やらされている感もなくよかったとおもいます。
さらに便利なシステムとして、「おたすけモード」と「2人プレイ」が用意されています。
まず、おたすけモードにすると、進行方向のナビが出たり、ライフの上限がアップやオート回復、落ちても復活できるなど遊びやすいサポートが得られます。
ジャンプがとにかく苦手な私はしょっちゅう落下していたため、ライフが自動で回復するのには何度も助けられましたw
このモードへはメニュー画面から冒険中いつでも変更できるので、うまくクリアできないときだけ利用するといった遊び方も可能。
2人プレイではマリオとキャッピーそれぞれを操作するので難易度がぐっと下がり、特にボス戦などさくっと倒せるかとおもいます。
(余談ですが、私は全ボス戦を2人プレイでクリアしましたw)
探索の楽しさを存分に感じられる、優れたマップデザインとグラフィック!
登場する国は、小さなも含めて15個。
箱庭型の3Dステージがメインですが、2Dドット絵に切り替わったり、パズルタイプのステージもあるので飽きずに冒険ができるとおもいます。
また、国ごとにグラフィックやギミック、登場するNPCに特徴があるので、新しい国を訪れるわくわく感がありました。
敵キャラクターでは、クリボーなどの汎用タイプが国に合わせてかぶっている帽子のデザインを変えるといった工夫がされてかわいらしかったですね。
個人的には和風テイストのクッパ城がとても新鮮で、ボス戦の演出もかっこよく、とてもテンションがあがる国でした。
都市の国でのライブシーンも華やかで、このゲームをプレイしてよかったなと感じられたシーンのひとつかなと。
さらに、マップデザインもすばらしかったとおもいます。
本作のマップはただ広く作られているのではなく、「ここに何かありそうだな」と探索しに言った場所には必ず何かがある作りになっていました。
行き止まりだとおもって振り返ると通路があったり、別の四角からパワームーンやローカルコインが見えたりと、エリアの隅から隅まで上手に使ってレイアウトされているからかなと。
そのため、寄り道が無駄にならない、あれこれと探索したくなる楽しさを感じられるマップでした。
旅の途中のお遊び要素も楽しい!
通常のコインとは異なる国ごとに手に入るローカルコインは、ショップでマリオの衣装やおみやげと交換ができます。
プレイ前までは「マリオを着せ替えてもなぁ」とあまりこだわっていなかったのですが、いざいろいろな衣装を前にすると、結構夢中で集めてしまいましたw
また、おまかせを選ぶと、びっくりするような帽子とお洋服の組み合わせがセットされるものおもしろかったです。
一方、おみやげはオデッセイ号にかざったもらえ、お部屋がどんどんにぎやかになるので集めがいがありました。
ローカルコインは少し探せば見つかるところにある場合が多いため、普段はコイン集めをがんばらない私でもがんばりやすい点もよかったですねw
縄とびやビーチバレー、かけっこなどのミニゲームもあり。
私はあんまり上手にできないためやりこんでいませんが、世界ランキングがあるので果てしなく上を目指す楽しみもあるとおもいます。
まとめ!
ゲームプレイを楽しいと感じさせる要素に満ちた、誰でも遊びやすい傑作アクションゲームだった本作。
マリオでありながら、キャプチャーアクションや毛色の変わった国のデザインによって、新しいマリオらしさを感じられるのもよかったとおもいます。
とりあえず、Switchを買ったすべてのプレイヤーにおすすめしたい作品ですね!
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