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●公式サイト
本作は、1匹のひつじを1000匹に増やすことが目的のカードゲームです。
1人用カードゲーム、スマホアプリとリリースされている作品。
プレイヤーは、手札のイベントカードを上手に使って、山札が3回なくなる前に1000ひつじまで増やすという、シンプルですが奥が深いゲームです。
かわいい手描きのひつじのイラストも魅力ですね。
さくっとレビュー!
記事の目次
1プレイ15分ぐらいと、手軽に遊べるカードゲームでした。
選択を間違えるとあっという間にひつじが全滅するので、上手にマイナスのカードを消化し、大胆にひつじを増やしていくアグレッシブなプレイが魅力。
かわいいグラフィックや、独特の言い回しも味があります。
ただ、カードの出す戦術はあまりバリエーションがなく、山札の運にたよってしまう部分も気になりました。
くわしくレビュー!
シンプルだけど奥深い、ひつじを増やしまくるカードゲーム!
プレイヤーがどれだけ悩むかにもよりますが、1プレイ15分ぐらいで終わるさくっと遊べるカードゲームでした。
ルールはとてもシンプルで、プレイヤーは1匹のひつじを手札のイベントカードを上手に使いながら、山札が3回なくなるまでに1000匹まで増やしていくというもの。
手描きのひつじのイラストもかわいらしいですし、全体的にほんわかした雰囲気なので簡単なゲームかなとおもわれるかもしれませんが、実はとても奥が深い作品でした。
ポイントとなるのはもちろん、イベントカード。
イベントカードには、ひつじを増やすプラスのイベントカード、ひつじを減らすマイナスのイベントカード、特殊な効果のあるイベントカードがあります。
プラスのイベントカードには、3匹のひつじを得る「増やせよ」、場のひつじカードを増やす「産めよ」、1匹のひつじを場に好きなだけ出す「地に満ちよ」など。
(余談ですが、「◯◯よ」という言い回しがとても好きでしたw)
マイナスのイベントカードには、場のひつじカード3枚を手放す「メテオ」、ひつじカード1種類をすべて手放す「疫病」など、とても迷惑なものがたくさんあります。
特殊なイベントカードには、手札を1枚捨てる「牧羊犬」、手札1枚をコピーする「万能ひつじ」、山札から好きな1枚を手札にする「霊感」など。
使う順番を間違えると一瞬でひつじが全滅してしまいますし、特殊なカードを使えば面倒なマイナスのイベントカードをやり過ごすこともできます。
どの順番で出現するかはランダムで、必ずターンごとにすべてを使い切らなければいけないのがポイント。
6枚の場カード、手札の5枚、そして山札の残り枚数。
山札は3回までしか配れないため、ひつじを減らすカードを上手にさばき、着実に、そして時に大胆にひつじを増やしていくのは、くせになるおもしろさがありました。
ただ、慣れてくるとカードを出す戦術はパターン化するのと、山札から配れられるカードの運にたよらないとクリアできないのは気になりましたね。
多彩なモードと相性の良い操作性!
ひつじを1匹から1000匹まで増やすメインの「ベーシックモード」、カードの出し方や遊び方を教えてくれるチュートリアルの「プラクティスモード」、己の限界までひつじを増やせる「チャンレンジ」モードなど多彩なモードが収録されています。
また、「ポストラヴズ」というストーリーモードもあります。
このモードでは、ひつじたちの物語とともに、使用するカードが限られているなどの特殊なルールの元で、ひつじを1000匹まで増やしていきます。
カードのバランスが変わることで難易度も変化するため、メリハリもあり、楽しくプレイできました。
漫画調のグラフィックで描かれる、ひつじたちの不思議な物語にも注目ですね。
操作性はとてもよく、カードの使用や情報を見るアクションはボタンでも画面タップでも可能。
そのため、携帯モードとの相性もよく、移動中でも手軽にプレイできます。
まとめ!
ひつじを増やすというシンプルなルールですが、やればやるほど楽しくなってくる奥深いカードゲームでした。
かわいらしいグラフィックや独特の言い回しも魅力的なので、考える系のゲームが好きな方にはとてもおすすめの作品です。