レビュー

ロロロロ [Switch] 評価・レビュー

『ロロロロ』ってどんなゲーム?

・キャラクターを指定の場所に移動させるというシンプルなルールで、誰でも遊びやすいパズルゲーム
・初見では絶対に引っかかるであろう意地悪なトラップや仕掛けが満載!操作キャラクターはがんがん爆発するよ!
・友情は破壊されませんが、ゲームボリュームはたっぷりあるため、じっくり腰をすえて仲良くプレイしてほしいです!w

公式サイト

ゲームレビュー

本作は、最大4人のローカルマルチプレイが可能な協力型のパズルアクションゲームです。
プレイヤーは四角いロボットを操作し、ビームやトゲといった即死トラップが設置されたさまざまなステージに挑戦。
シビアなタイミングアクションやジャンプは要求されないので、じっくり遊ぶタイプのパズルです。

リトライは繰り返すけど、ルールも操作も簡単なパズルゲーム

本作は、四角いキャラクターを操作し、指定の場所に移動できればステージクリアというわかりやすいルールのパズルアクションゲームです。
アクションとありますが、タイミングがシビアなジャンプアクションなどはなく、操作はキャラクターの移動だけなので、ゲーム初心者にも遊びやすいタイトルかなとおもいます。

ただ、操作は簡単なのですが、とにかくよく死ぬゲームでしたw
操作ミスでうっかりステージから落ちたり、即死のビームに当たったり、自分が乗ると透過するブロックに誤って乗ってしまったり。
とにかくトライ&エラーを繰り返しながら、ゴールを目指す感じのプレイサイクルです。

ステージ数は、最大2人のマルチプレイができるストーリーモードは全80ステージ、最大4人のマルチプレイができるパーティモードが40ステージ。
さらに難易度の高い金庫室が30ステージも用意されているので、がっつり大ボリュームで楽しめるとおもいます。

初見では見抜けないトラップを協力プレイで突破

本作の特徴として、一緒にプレイしている仲間のアクションで自分が死ぬということがあります(もちろんその逆もしかり!)。
たとえば、仲間がスイッチを押した瞬間に自分がいるブロックにトゲが出てきたり、仲間が移動した結果ビームが直撃したり、仲間が乗ってきたブロックに押し出されて落下死したり。
これは一見すると理不尽で、初見ではおおよそ見抜けないトラップや仕掛けが基本です。
ただ、死んだときの爆発エフェクトには清々しい心地よさがあり、すぐにリトライもできるのでストレスはあまり感じませんでした。

プレイ感覚としては、お互いの行動が相手の爆発に直結するため、単に協力して仕掛けを解くのではなく、一緒にトラップを乗り越えていくという感じでした。
タイミングよく一緒に移動したり、マップをよく観察して対策を考えたり。
そうしてうまくハマって仕掛けを避けられると、得も言われぬ達成感があり、つい「もう1問!」とやめどきが見つけづらかったですね。
あ、初見ではしっかりリトライになるので、仲良く爆散して「またがんばるかー!w」となれる方とプレイすると楽しめる作品だとおもいますw

ライトなノリのSF!体験版も配信中

ステージ攻略中は、AIとプログラマーの男性がカジュアルなテンションで会話をします。
ちょっと古いネットスラングを使うといった和訳もおもしろく、SF世界観は『Portal』を彷彿とさせますが、より現代的でライトなテンションで描かれていました。
また、プレイヤーが操作する四角い箱は、デカールを変更でき、ネコやクマなどの動物などにカスタマイズできます。
色によってだけでなく、見た目の個性があるとマルチプレイは楽しいですよね。

なお、ニンテンドーeショップでは、現在体験版が配信中です。
パズルの仕組みや本作ならではの協力プレイは実際に遊んでみたほうが伝わりやすいので、気になった方はぜひダウンロードしてみてくださいね。

さいごに

トライ&エラーを繰り返しながら協力プレイを楽しめる、ボリュームたっぷりのパズルゲームでした。
初プレイには少し意地悪な仕掛けがたくさんありますが、考えながらリトライしてクリアしたときの達成感はひとしおなので、ぜひマルチで挑戦してみてください。


ABOUT ME
たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・パズルが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net