レビュー

【PS4】メタルギアソリッドV ファントムペイン

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●公式サイト

人気ステルスアクションゲーム『メタルギア』シリーズの最新作!
今作のテーマは「自由潜入」。
潜入ルート、装備品、バディ──すべてを自分でカスタマイズし、自分なりの方法で自由に潜入が楽しめるのが特徴です。

また発売前に開催されたブートキャンプに参加した際のレポートはこちらです。
こちらではかなり駆け足で終盤までいき、「世界を売った男の真実」はプレイしていない感想になります。

●『メタルギアソリッドV TPP』ブートキャンプレポート

さくっとレビュー!

ゲーム自体は本当におもしろかった!
自由潜入の快適さに慣れてしまうと、もう過去のメタルギアには戻れないぐらいに充実した体験ができました。
それだけに、2章の駆け足っぷりはもったいなかったなと。
エンディングも唐突で達成感を感じられず、1つの物語が終わったというよりは1エピソードが終わったという感じが強くて物足りなさがありました……。。
でも繰り返しになりますが、自分の好き勝手に装備品やバディを決めて潜入できるのは最高に楽しいです!

くわしくレビュー!

完成された1章と消化不良の2章からなるストーリー

ストーリーについて、1章はとても完成度が高かったとおもいます。
本作は『ピースウォーカー』のようにミッション制ですがしっかりとしたメインストーリーがあり、1章は終盤にかけての盛り上がりもあってラストの戦いはかなり熱いものがありました。
一方2章は、メインクラスの重要なストーリーがサイドオプスで進行するなどイマイチ何を目的に進んでいるのか分かりにくく、エンディングも前後の脈絡がなく唐突にやってきます。
未解決のままカセットテープの音声のみで後日談が語られる部分もあり、もっとしっかり遊びたかったなと感じさせる内容でした。

私はエンディングに一番必要な要素は、終わった感だとおもっています。
どんな形であれ、そこまでプレイしたをユーザーが「最後だ!」と認識できることが大事で、そのうえでちゃんと納得感のある終わりなのかが検討されるべきなのかなと。
で、本作には終わった感がありませんでした。
ラストに至るまでの過程にももちろん不満はありますが、後述している通りゲーム自体は本当に文句なしで楽しかったのです。
ゆえに、ラストで終わったという達成感を得られなかったのは、純粋にもったいないの一言に尽きます。

自由に潜入方法を選べることで、難易度も調整可能!

敵排除、機密書類回収、人質救助──と、ミッションの目的は基本的にこの3種類ですが、達成に至る過程を自由に選択できるので飽きることはありませんでした。
ミッションに持っていく装備品、バディ、車輌を決め、ミッション中には支援物資をもらったりバディを変えたり……と、戦況に応じて潜入方法を考え変えられることは、まさに求めていたステルスアクションの集大成といっても過言ではないとおもいます!
あと、毎回ヘリでミッションエリアに輸送されるのですが、常に最終決戦前の緊張感に似たような感覚があって、個人的にはとてもテンションが上がりましたw
ちなみに私は基本的に麻酔銃で眠らせてコンテナやトラックなど資源も含めて根こそぎフルトン回収するプレイスタイルでしたが、敵を遠距離から狙撃して一瞬でクリアしたり、バトルドレス着用してマシンガンぶっ放すアグレッシブな潜入など、遊び方次第でまったくちがうゲームになるので色々とチャレンジしがいがありました。

難易度については、チキンキャップやひよっこキャップがあるので、それなりにマザーベースを育てて武器を作成しておけば、アクションゲームが基本的にプレイできるプレイヤーならまずクリアには到達できる難易度になっているとおもいます。
さらにアクションが苦手なプレイヤーでも、犬に索敵させてサイレンサー付けた麻酔銃を持ったクワイエットさんに急襲させれば、ほぼフルトン回収要員するだけで簡単にミッションをクリアすることができる場合もw

MGSらしい遊びも忘れず、やりこみ要素もあり!

シリアスで重たい描写も多々ありながら、メタルギアらしい遊びもふんだんに盛り込まれていました。
キャラクターのコスチューム、カセットテープの雑談、敵のちょっとしたリアクション──何気ない瞬間にくすっとできることが多々ありました。
特にオセロットは随所でプレイヤーを和ませてくれる温かみと味のあるキャラクターになっていて、すべてが微笑ましかったですw
時間を忘れてプレイできたのは、メインストーリーのシリアスさとほのぼのとした遊びのバランスが絶妙だったのかなと。

やりこみ要素も豊富で、武器の育成やマザーベースを大きくする重要なものから、ポスターやカセットテープ集め、野生動物の確保──など、半分趣味でできるものなど。
オープンワールドな世界なので、馬や車、ダンボール配送など、様々な移動手段を使ってあちこちふらふらと探索にいくのも楽しい。
欲をいえば、エリアがアフガンとアフリカの2種だったので、もうちょっと雰囲気がちがうところがあってもおもしろかったのかなと。

まとめ!

ストーリーに消化不良感はあるものの、ステルスアクションゲームとしては圧倒的な完成度の高さを誇る本作。
物語重視のプレイヤーにとっては物足りなさを感じるかとおもいますが、純粋にアクションを楽しむプレイヤーには最高の1本になっています。
過去作品をプレイしていないと理解できない部分も多いですが、自由潜入の楽しさはぜひ多くのユーザーに体験してほしいとおもいます。

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net