『Is This Seat Taken?』ってどんなゲーム?

・注文の多いキャラクターたちが満足できるように席替えをするパズルゲーム
・窓際がいい、ひとりがいい、おしゃべりしたいなど、面倒な要望と戦おう
・乗り物・教室・スタジアムなど、広さの異なる多彩なロケーションが良い!
・さくっとボリュームで遊べるので、変わり種パズルとしておすすめ!

公式サイト

ゲームレビュー

本作は、注文の多いキャラクターたちが満足できるように席替えをするパズルゲームです。
彼らの希望は、窓際・通路側がいい、周りに人がいてほしくない、匂いが苦手、エアコンの風が当たる所はいや、静かに寝たい……など。
いや、気持ちはわかるけれども、舞台は公共の場ばかりなのにとにかくプライベートにうるさいワガママなキャラクターばかりなのですw
そんな彼ら同士が、お互いの要望を叶えられる座席を、あれこれと苦心して見つけ出していく作品です。

豊富なロケーションで席替えが楽しめ、テンポ良くクリアできるパズルゲーム

まず、席替えというモチーフに新鮮味があり、おもしろかったです。
たしかに、みんなの要望がちゃんと通るように席を決めるというのは、一種のパズルでもありますよね。
それを多彩なロケーションでゲームとして楽しめるように作ったという点で、もうアイディアの勝利だと感じました。
同時に、ちょっと面倒な要望を持つキャラクターたちが登場することで、彼らを上手く席につかせたときの達成感も味わえます。
そして、一見するとどうやっても席が決まらない状況から、頭を捻ってバチッと完璧な席次を出したときのしてやった感は本作ならではの魅力だとおもいました。

ロケーションは、車・電車・ボートなどの乗り物系から、会社・映画館・教室といった屋内、スタジアム・空港・ライブ会場のような広い場所もあります。
クリアまでは6時間。
パズルゲームのボリュームとしてはやや少なめではありますが、席替えしかしないし、すぐに飽きるのではとおもわれるかもしれません。
しかし、本作は1ステージが3部構成になっており、ひとつめをクリアすると一部のキャラクターを入れ替えて次がはじまります。
そうして徐々に状況が変化するため、面倒なキャラクターの要望確認を常に全員分する必要がなく、さくさくと挑戦していけるテンポの良さがありました。
また、各ステージの最初は難易度が低くなっており、「次もやってみようかな」という気分になるのも飽きづらさにつながっていました。

さらに、同じようなお願いでも、舞台が変わると面倒に感じる度合いも変わります。
狭いバス車内で「匂いが苦手」や「◯◯ちゃんと一緒がいい」のようなわがままは大変に困りますが、広いスタジアムではあまり気になりません。
空港では並び順にこだわりがあったり、レストランでは食べたい物がある席がいいなど、ロケーションに合わせた席替えが楽しめるのも、バリエーションになっていて良かったですね。

個人的に印象に残ったのは映画館のステージで、スマホを見たりネタバレを大声でするキャラクターが度々登場したこと。
私はエンドロールまで静かに鑑賞していたい派なので、彼らには本当に腹が立ちまして、できうる限り後ろの席に押し込めまくって満足していました。

その他には、スイッチ版をプレイしたのですが、タッチパネル対応で操作がとてもスムーズでした。
(時々、自分の指が邪魔になってぐぬぬ……となったりもしましたが)
あと、映画俳優を目指す主人公のサクセスストーリーもステージ進行に合わせて語られるので、ちょっとしたプレイモチベーションになっていました。
淡々とパズルをやり続けると疲れちゃうので、ちょっとした進捗が感じられるとうれしくなりますよね。

さいごに

多彩な席替えをテーマに、テンポ良くクリアしながらもしっかり達成感を味わえる良作パズルゲームでした。
日常生活においても、電車やレストランでどこの席に座るか悩むプレイヤーには、とてもおすすめの1本です。

ABOUT ME
たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・パズルが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net