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●公式サイト
本作は、2006年にPS2向けでリリースされた『龍が如く2』をリメイクしたタイトルです。
新たに寺田を五代目会長に迎えた東城会、関東進出を狙う大阪の近江連合、そして新興勢力のジングォン派が登場し、東城会に秘められた過去の事件と26年にも及ぶ復讐の物語が描かれます。
グラフィックやゲームシステムがリファインにくわえ、人気キャラクターの真島吾朗の追加シナリオや新たなプレイスポットがパワーアップして収録。
ちなみに、前作であるPS4『龍が如く 極』のレビュー記事はこちらです。
さくっとレビュー!
記事の目次
メインストーリー+亜門以外のサブストーリーをクリアしてプレイ時間は19時間、真島編はそのうち1時間半でした。
ゲームシステムやミニゲームは、『龍が如く0 誓いの場所』と『龍が如く6 命の詩。』の良いところを合体させたような内容で、本シリーズの魅力がまとまりよくプレイできる作品だったとおもいます。
リメイク作品なので基本的な遊び方に変化はありませんが、グラフィックが強化されたことでよりドラマチックになったストーリーもあって、終始楽しく進めていける作品でした。
特に、追加シナリオの真島編やキャバクラ経営は龍0ファン必見ですw
くわしくレビュー!
追加された真島編により、さらに完成度の高い作品へ!
メインストーリーと亜門以外のサブストーリーをクリアして、プレイ時間は19時間。
そのうち、追加シナリオの真島編は全3章で1時間半ぐらいクリアしました。
その後、キャバクラ経営をラストまでやりまして、最終的なプレイ時間は27時間となりました。
リメイク作品なので基本的な遊び方に変化はありませんが、全体的にまとまりよい作品だったとおもいます。
ファンサービス要素も強い作品になっており、特に『龍が如く0 誓いの場所』をプレイしたユーザーにとってはうれしい要素のオンパレードでした。
追加シナリオの真島編は短いストーリーでしたが、新キャラクターも登場しますし、なにより龍0が好きだった方にはぜひ観ていただきたいお話でした。
(メインストーリーも感動できるポイントの多いシナリオでしたが、龍0をプレイしたうえでの真島編の破壊力はやばいですw)
また、『龍が如く 極』と『龍が如く 極2』の間に真島や東城会に起きた出来事が語られるという内容なので、本作のプロローグに至る状況がよりわかりやすくなるという点でもよい追加シナリオでしたね。
真島もプレイアブルキャラクターに!育成は龍6とおなじシステム
本作では、武器を懐に収納してボタンひとつで使う「懐武器」システムがあり、強敵や大人数とのバトルも有利に戦えます。
まぁ、私は基本肉弾戦ばかりしていたのであまり使わなかったのですがw
ヒートアクションも追加され、バトルもより楽しく行えるようになったのもいいポイントですね。
特に神室町・蒼天堀の住民と顔なじみになって発動できるコミカルなヒートアクションは、個性があっておもしろかったです。
なお、真島編ではプレイアブルキャラクターも真島になるので、キックを中心としたスピーディでトリッキー動きとドスを使った豪快なバトルが楽しめました。
バトルなどで稼いだお金は、10万円単位で桐生ちゃんに仕送りができるといった要素もありましたw
育成システムは『龍が如く6 命の詩。』のように能力ごとに経験値を獲得してスキルを覚えていくタイプに変更となり、料理ボーナスなどもあるため育てやすかったですね。
龍0ファン必見!本編そっちのけでハマるキャバクラ経営!
新しく追加になったミニゲームは、多人数対多人数のバトルが楽しめるRTSのような「新クランクリエイター」と、キャバクラを経営する「新・水商売アイランド」です。
「新クランクリエイター」では、『龍が如く6 命の詩。』とルールが変更になり、真島建設の施設を守るタワーディフェンス型のゲームになりました。
RTS苦手なのであまりプレイしていないのですが、レジェンドレスラーさんたちが一生懸命しゃべっているのはかわいらしかったですw
キャバクラを経営する配膳ゲーム「新・水時商売アイランド」は、『龍が如く0 誓いの場所』からの再録で、新たな人気セクシー女優さんたちが登場し、石油王の来店や実況中継など盛り上がる演出が追加されました。
このキャバクラ経営は、『龍が如く』シリーズで最も好きなミニゲームだったので再びプレイできるのはとにかくうれしかったですね。
ゲーム内容については、『龍が如く0』のレビューに記載していますが、キャバクラ嬢さんをお客さんの元に適切に配置してじゃりんじゃりん稼ぐ配膳ゲームです。
ゲームのシステムは基本的におなじなのですが、店長でも真島と桐生ちゃんのちがいが楽しめたり、龍0に登場したユキちゃんが再登場したりとうれしい要素がたくさんありました。
龍0でキャバクラのハマった方、ユキちゃんが好きだった方にはぜひプレイしてほしいとおもいます。
まとめ!
グラフィックやゲームシステムがリメイクされたことで、よりドラマチックにより遊びやすくなった本作。
ゲームプレイに関しての目新しさはありませんが、追加要素である真島編のすばらしさ、育てやすい育成システム、遊びごたえのあるミニゲームなど、全体として完成度の高いゲームだとおもいます。
特に、『龍が如く0 誓いの場所』をプレイしたユーザーや真島ファンにはうれしい要素が豊富にあるので、プレイをされた方にはとてもおすすめの作品ですよ。
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