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●公式サイト
本作は、ピンク色のまんまるなキャラクター「カービィ」が活躍するアクションゲームのシリーズ最新作です。
今回は、ロボット軍団を操る悪の企業によって、機械まじりになってしまったカービィたちの世界を元に戻すという物語。
カービィではおなじみのコピー能力に加え、ナゾのマシン「ロボボ」に乗り込み、敵の性能をスキャンして戦うパワフルな変形アクションが追加されました。
さくっとレビュー!
記事の目次
最初から最後まで、終始テンポよく楽しめた良作横スクロールアクションゲームでした!
特に新しく追加となったロボボアクションがおもしろく、派手な破壊やロボらしいネジを巻くといった要素によってゲームにメリハリが出ていました。
ステージに配置されたギミックのバリエーションも豊富で、前後2ラインをうまく使った演出もよかったですね。
近未来的なちょっぴり大人っぽい雰囲気や、アレンジのかっこいい音楽など大人のシリーズファンでもしっかりと楽しめます。
くわしくレビュー!
大人から子どもまで楽しめる、爽快で派手なアクションゲーム!
本作は、前後2ラインを使った横スクロールアクションゲームです。
カメラワークが素晴らしく、ロボをあおりで見せて迫力を出したり、引いてエリア全体の雰囲気を見せたりなど多彩。
ジェットを使ったシューティングステージ、エレベーターのようなカジノステージ、車が走っているステージなどもあり、エリア・ステージごとに異なる豊富なギミックによって、最初から最後まで夢中でプレイできました。
こうしたステージは初見でもちろん楽しめますが、1ステージがあまり長くないので繰り返しのプレイも楽しくできました。
あ、アイテムを集めることで解放されるおまけステージは、少し長めでちょっぴり歯ごたえがあり。
ただ、全体的な難易度は高くないので、アクションゲーム初心者から久しぶりにシリーズをプレイする方にもおすすめです。
全体が近未来的なかっこいい雰囲気のため、大人でもプレイしやすいのも魅力です。
ロボボや新コピー能力追加で、より豪快で自由に戦える!
カービィではおなじみの、敵を吸い込んで能力をコピーして戦うアクション。
本作では、危険な液体を操るポイズン、薬や科学を使ったトリッキーなドクター、姿を消したり電撃を発するエスパーが追加になりました。
既存のコピー能力もにも復活や技の追加もあり、全部で25種類以上とかなりたくさんあります。
また、ボスによって戦うコピーに優劣があまりないため、自分が好きなコピーを自由に選んで戦えるのもいいですね。
本作最大の特徴は、「ロボボ」を使ったパワフルなアクションです。
大きなブロックを破壊しながら突き進んだり、スティックを使ったネジやボルトを巻くアクションなど、過去作品にはなかったダイナミックな動きができます。
ロボボのアクションはカービィ操作時よりは少し重たくなりますが、その分派手で爽快感あり。
たとえば、カービィでは突破するのに苦戦したギミックを、ロボボに乗ってがんがん破壊しながら進むのはとても気持ちがいいです。
コピー能力はロボボモードになると別のアクションになり、巨大なノコギリで敵を両断したり、ちっちゃいロボボムを出したり、毒霧を散布したりとさまざま。
カービィの場合とのちがいも楽しめるとおもいます。
アレンジ曲が豊富でかっこいい音楽と、2つのサブゲーム!
音楽については、過去曲のアレンジがたくさん収録されておりどれもかっこよく、聴き応えは充分。
特にラスボス戦は曲のかっこよさも相まって、非常に盛り上がって熱い展開になりました。
こうした、過去シリーズをプレイしたユーザーならば懐かしく感じる要素も多めです。
サブゲームは2つあり、4種類のジョブから選んで最大4人で共闘バトルが楽しめる「カービィハンターズ」。
奥や手前に移動できるステージで、次々と現れる敵をやっつけていく『カービィボウル』みたいな「カービィの3Dチャレンジ」です。
バトルアクションに特化したり頭を使ったり、本編とはちがった楽しみ方ができるので、息抜きにはもってこいですね。
まとめ!
爽快かつ派手で気持ちのよいアクションを、最初から最後まで存分に楽しめる本作。
カービィとロボボ、2つのキャラクターを操作することでおもしろさは倍になったような感じでした。
難易度は高くないため誰でもプレイしやすい一方、シリーズファンにはうれしいアレンジ曲も豊富に流れるので、アクションゲームが好きな方にはとてもおすすめの1本です。
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