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●公式サイト
本作は、『ファイナルファンタジー』シリーズを題材としたイラストパズル(ピクロス)が楽しめるパズルゲームです。
ヒント数字をたよりに解いていく通常のイラストパズルに加えて、キャラクターを育成して挑むバトル要素もあり。
問題数は300以上と多彩なパズルをプレイでき、キャラクターは160人以上が登場します。
なお、本作はダウンロード専用、基本プレイ無料のタイトルです。
さくっとレビュー!
記事の目次
基本プレイ無料なので、新しいパズルをプレイするためのエリア解放の時短が課金要素の本作。
ただ、無課金の場合、全エリア解放までに233日と7時間半もかかってしまうので、待たされて課金するよりも、はじめから有料配信のほうがユーザーの満足度は高かったのかなとw
イラストパズルは初心者でも遊びやすいヒントが豊富で、問題を解いて戦うというバトル要素は新感覚のピクロスになっており、問題全般はとても楽しめました。
くわしくレビュー!
強固な意思を感じさせる課金要素!いっそ有料配信でもよかった!
スマホ版がリリースされている本作ですが、3DS版で問題が一新し、じっくり楽しめるイラストパズルに変更。
問題を解いて戦うバトル要素はそのままに、キャラクターの育成がシンプルになりました。
なお、エリアは全部で30、スマホアプリ連動エリアが2、エリアごとに10個のステージがあります。
本作は基本プレイ無料なので、無課金の場合は次のエリア解禁に時間経過が必要です。
最初は30分、1時間、2時間……とまぁ待てるかなぐらい。
しかし、エリア10になると72時間、エリア15では192時間、エリア21以降は336時間経過がかかるなど、2週間に1度しかプレイできなくなります。
最後のエリアがオープンするまでには、待ち時間だけでも実に233日と7時間半かかるとのこと。
これはもう、意地でも課金させたいという強固な意志を感じますw
ちなみに課金はクポの実で行い、1個(150円)、どっさりクポの実(3000円)で全エリア解放が販売。
レイトンの日刊なぞ通信のように毎日少しずつ365日ならば日課感覚で続けられますが、本作はプレイ時間に対する待ち時間が圧倒的に長いため、ユーザー心理として「待つのイヤだから課金する」のではなく、最初から売り切りの方が満足度は高かったかなとおもいます。
ピクロスの新境地を開拓したバトル!問題数も多く遊びやすい!
問題数は300以上と大ボリュームですが、キャラクターやオブジェクトの一部を作るものが多く、できあがっても全体図が表示されないとどこを作っていたのかがわからないこともしばしばw
ただ、2列のまがたるヒント数字の「メガ数字」というルールもあり、何を作っているかわからなくても楽しめました。
間違いを教えてくれるモーグリや、塗れる数字が色で表示されるヒント要素のなどもあり、イラストパズルが初めてのプレイヤーでもプレイしやすいとおもいます。
操作性もよく、塗っているときのSEやBGMも心地よかったですね。
クエストは、5×5の問題を解いて戦うターン制バトルです。
バトルのパーティはプレイヤーが自由に5人まで編成でき、攻撃や回復などのタイプや使えるスキルにも個性があり、さまざまな組み合わせが楽しめるようになっていました。
また、最初や最後に攻撃するとアビリティが発動するので、どうやって効率よくダメージを与えられるか考えてターンの順序を調整するなど考えさせる要素もしっかりありました。
ステージごとに、「10分以内にクリア」や「男性キャラクターだけでクエストクリア」といった目標もあるので、単に問題をクリアするだけではない楽しみ方もできました。
キャラクターの種類も多く、外伝シリーズを含めて160人以上が登場するのでオールスター感があるのもいいですね。
まとめ!
イラストパズルそのものはとても楽しめますし、バトル要素もおもしろかったけれど、待ち時間が気になった本作。
無課金プレイヤーの場合、「半年以上楽しめる!」ととるのか、執念の課金要素ととるのかによってプレイヤーの満足度が変わってしまう気がしました。
私は途中から課金してエリアをオープンさせましたが、いっそ有料配信のほうがプレイヤーにストレスをかけることなく楽しませられたのかなと。