【Switch】刑事J.B.ハロルドの事件簿 マーダー・クラブ

Posted in ゲームレビュー by - 10月 10, 2017
【Switch】刑事J.B.ハロルドの事件簿 マーダー・クラブ


●公式サイト

本作は、ハードボイルドな雰囲気が漂う探偵が活躍する、コマンド選択式アドベンチャーゲームです。
リバティタウン郊外にあるハウリントン・カレッジで男性の死体が発見され、関係者に聞き込みや調査を行ううちに、20年前に迷宮入りした事件も巻き込んでいくという物語。
ハットにトレンチコートが渋い刑事になり、さまざまな場所を訪れ、関係者の証言を集め、事件の真相にたどり着きましょう。
なお、本作はNintendo Switchダウンロード専用タイトルです。



さくっとレビュー!

証言や証拠を集めるため、調査場所を巡って聞き込みや家宅捜索を繰り返し、事件解決を目指す本作。
コマンドをひたすら選択して捜査を進めていくシンプルなゲームで、少しずつ真実が明らかになる推理小説のようなプレイ感覚でした。
システム面にはやや不便さがあり、バックログなどがないのでやや手当たり次第になってしまうことも……。
グラフィックやサウンドはオールドアメリカンな雰囲気で、作品にマッチしていました。



くわしくレビュー!

捜査は足で稼げ!事情聴取や家宅捜索を繰り返して真相に迫るゲーム!

コマンド選択式アドベンチャーなので、移動・調査・会話を繰り返して情報を集め、事件の真相を暴いていきます。
先日レビューしました『探偵神宮寺三郎』よりもシンプルで、謎解きやパズル要素はなく、ひたすら証言や証拠を集めていく作品です。
このように書くと「地味なゲームじゃないか」とおもわれるかもしれません。
しかし、ひとつの証言から新たな場所に行けるようになったり、別のひとが異なる証言をしたりと、全容解明に向けて着実に進んでいく感じがあり、事件に隠された深い闇を少しずつ晴らしていく推理小説のような楽しさがありました。
そのため、思いがけないところから新たな手がかりが見つかったときは、小さくガッツポーズしたくなりますよ。

さて、具体的な捜査のプロセスについても少し紹介します。
プレイヤーは、殺害場所や立ち寄り先、関係者の自宅などリバティタウンにある23箇所の調査場所を巡り捜査を行います。
そして、関係者からさまざまな情報を聞き込みし、新たな手がかりを入手。
状況が進展すると、家宅捜索ができるようになり証拠品を押収、鑑識課に持って帰って調べてもらいます。
こうしてあっちこっち移動しながら十分な証拠を集めると、容疑者となる人物を逮捕できます。
逮捕できるのは12名で、署内の取調室で尋問を行い、証拠品をつきつけて供述を引き出すという流れです。
派手な展開もトリッキーな仕掛けもありませんが、堅実に事件や容疑者たちと向き合いながら進めていくので、捜査しているという実感が得られるのが特徴ですね。


システムの使い勝手はぼちぼち。バックログは欲しかった!

システム面はやや使いづらさがあり。
まず、バックログがないので、新しい場所に行けたり誰かを逮捕できるようになったなどのアラート表示を見返せません。
そのため、うっかり飛ばしてしまうと、文字の残像と想像からアラートを思い出さなければならず、検事さんには何度も手当たり次第に「逮捕したいんだけど!」とお願いをしてしまいましたw
また、既読カラー変更もないので、その証言を聴いたか聴いてないか、新しい証言はどの項目に追加されたのか分からず、こちらも数撃ちゃ当たる感がありました。
(まぁ、刑事は現場百回と言いますし、そういう地道な活動は刑事っぽくもあるのですが……w)

とはいえ、捜査段階の進捗は、情報収集・人間関係・証拠品・聞き込みがパーセンテージで表示されるため、なにが足りないのかを推理しやすくなっています。
着実に進めていけば手がかりがなくて詰まってしまうということはありませんので、情報が混乱しそうな場合は手書きでメモをとるなどすると進めやすいかなとおもいます。

作品全体は、オールドアメリカンな登場人物とハードボイルドな雰囲気がマッチした、古き良き刑事ドラマという感じでした。
カタカナが苦手な私は、名字がおなじキャラクターがたくさん登場するので誰が誰だか最初は混乱しましたが、何度も足しげくあちこち通っているうちに覚えられました。
……できれば、相関図がゲーム内で見られるとより分かりやすかったかなとおもいますw


まとめ!

オーソドックスなコマンド選択式アドベンチャーで、ハードボイルドな海外の刑事ドラマのような雰囲気が楽しめる本作。
聞き込みをして、家宅捜索をして、証拠品を押収して、また聞き込みして……という、刑事らしい作業を繰り返すシンプルなゲームですが、事件に向き合う楽しみがありました。
続編もNintendo Switchでリリースされるとのことで、ひそかに期待しています。

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ゲーム歴は2X年のゲーム好きです。 ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net