レビュー

【3DS】Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼

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●公式サイト

本作は砂漠に覆われた世界を舞台に、広大な砂地を冒険しながら、水の精霊と一緒に小さなオアシスを育てて砂漠のみんなを幸せにするアクションアドベンチャーRPGです。
砂漠に住む種族タネビトの主人公は、水の精霊と出会い小さなオアシスの長となります。
オアシスには、生産や交易が得意で自分のお店を持つタネビトや、戦いが得意なケモビトの旅人が来訪。
彼らの悩みを解決するとオアシスの住民となるので、どんどんナカマを増やしてオアシスを大きくしていくのが目的のゲームです。

さくっとレビュー!

冒険でアイテムを集めてお願いを叶え、住民を増やしてオアシスをにぎやかにしていく本作。
お使いクエストが中心なことと、全体的にまったりしたテンポでゲームが進行するため、さくさくプレイしたい方はもやっとするかなとおもいます。
ダンジョン攻略はパズル要素があり、ロケーションは砂漠ばかりですが楽しく攻略できました。
キャラクターグラフィックもかわいらしく、緑豊かになっていく箱庭オアシスも育てがいがあるので、のんびりまったり気分でプレイすると楽しめますよ。

くわしくレビュー!

箱庭感覚で楽しめるオアシス育成!ゲームのテンポはまったり!

基本的なプレイサイクルは、冒険でアイテムを集めて旅人のお願いを叶え、住民を増やしてみんなの幸せを守りながらオアシスをにぎやかにしていきます。
チュートリアルも兼ねて少しずつできること増えていくため、仕組みには慣れやすいとおもいます。
ただ、アイテム集めが中心なのでお使い感がある点と、全体的にまったりしたテンポで進行するため、さくさく進みたいと感じることもありました。

さて、オアシスを発展させるためには、住民となるナカマを増やさなければいけません。
ナカマ候補は旅人としてオアシスを訪れるのですが、その際に特定のアイテムを渡したり、興味を持っているハナミセが建設されているとナカマになってくれます。
住民が増えてくるとオアシスが徐々に緑豊かになり、育ってきたという感じがするのでがんばろうという意欲につながりましたね。

ハナミセはオアシスの空いているスペースに自由に配置でき、いつでも入れ替えられるため、自分だけの箱庭を作っているような感覚がありました。
そうそう、ハナミセごとに売られている商品が異なるため、必要な素材を随時納品しなければなりません。
基本的にアイテムを女々しく使うプレイヤーなので、どんどんアイテムが減ることに最初はストレスを感じていました。
ただ、納品用のアイテムが少なくなってきたら別のハナミセに切り替えたり、栽培園で採れる素材のハナミセを建てるといったやりくりもできるので、素材切れの危機感を感じることはほぼなく快適に運営ができるかなとw

ハナミセで商品が売れると、アクアジェムという通貨を獲得できます。
これは装備品を作ったり、行商人との取引、新しいハナミセの建設に利用可能です。
足りなくなることはあまりなかったのですが、中盤以降はやや余りがちで、オアシスを飾るためのやりこみアイテムなどがあれば最後まで有効活用できたかなと感じました。

シンプルなアクションはややマンネリ!ダンジョン攻略はパズル要素あり!

広大な砂漠を冒険する冒険パートでは、主人公を含めて最大3人で探索を行います。
探索は、旅人たちのお願い用のアイテムや新しい装備品の素材集め、ナカマになりそうな旅人探しがメインです。
冒険するエリアの数はあまり多くはありませんが、ナカマの固有能力や自分の持つ風の力を使って道を切り開くパズル要素があるので、楽しく攻略できました。
固有能力にはいくつかの種類がありますが、ダンジョン攻略ごとに必要なものが事前にわかるため、パーティメンバーを切り替える手間は比較的少ないかなと。

あとは、昼と夜で登場するモンスターが異なりますが、夜のほうが敵が強く、特にレベルの低い序盤ではしっかり回避をしないと全滅することもあるので要注意です。
敵の強さもですがロックオンが使いづらく、敵を画面内にとらえておきにくいことも原因のひとつかなと。
回復能力のあるナカマを連れて行ったり、敵によって武器の弱点属性があるので、しっかりナカマを切り替えて戦えば進めやすかったですね。

気になったのは、経験値がオアシスに戻ったタイミングで還元され、レベルアップすること。
アクアゲートと呼ばれるどこでもワープ機能が解禁されればあまり面倒ではありませんでしたが、装備の切り替えもオアシスに戻って行うのは少し不便でした。
また、バトル時に操作するボタンが2つだけで、アクションコンボの数もあまり多くないため、繰り返しているとマンネリ感がありました。

やわらかくかわいらしいデザインのキャラクターたち!

キャラクターは全体的に頭身が低いかわいらしいデザインで、住民が増えてくるとオアシスがにぎやかになり、ちょこまかとキャラクターが移動しているのを見ているだけで癒やされます。
おなじタネビト同士でもしっかりと性格や見た目に特徴があり、新しいナカマに出会える楽しみも感じられましたね。
ケモビトには、槍が得意でおしゃれなウア族、グルメでハンマーを扱う一つ目のセルケ族、双剣を使ってすばやく動き回るピンとした耳がキュートなリコス族がおり、それぞれバトルでは大きな助けとなります。
とにかくみんな優しいキャラクターなので、温かい雰囲気のなかで育成や冒険ができるのは本作における最大の魅力だと感じました。

あ、オアシスは個性的なハナミセや緑が増えるなど見栄えがする一方、冒険パートでは基本的に砂漠か岩に囲まれた洞窟ばかりなのでちがいがあまり感じられず……。
登場するモンスターや仕掛けは異なりますが、全体的に砂っぽい見た目なので、もう少しいろいろなエリアを冒険できたらよかったかなと。

まとめ!

オアシス育成と砂漠の冒険を繰り返しながら、ナカマを増やしていく温かい雰囲気のまったりRPGな本作。
2種類のボタンによるアクションとアイテム集めというシンプルなゲームで、テンポものんびり進むためマンネリを感じることも多々ありました。
ただ、にぎやかになっていくオアシス育成にはやりごたえを感じられますし、キャラクターたちもとてもかわいらしいので、世界観やグラフィックに興味がある方はのんびりプレイすると楽しめるとおもいます。

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net