レビュー

【Switch】L.F.O. -Lost Future Omega-

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●公式サイト

本作は、プレイヤーのアクションとサウンドのリンクが心地よい、近未来テイストのシューティングゲームです。
基本的な操作はシンプルながら、絶え間なく流れる電子音楽とエフェクトにより、だんだんと世界に没入していくトランス感が味わえる作品です。

さくっとレビュー!

全5ステージ、分岐ありで15のエリア、3種類のモードがプレイできました。
『Rez』のようなサウンドとゲームプレイがリンクし、トランス感が味わえる本作。
スピード感のあるレースゲームのような演出と、リアルタイムでミックスされる音楽はすばらしかったです。
一方、シューティングはやや単調な印象で、ややマンネリ感がありました。

くわしくレビュー!

音と映像のトランス感が気持ちいい、ハイスピードシューティングゲーム!

ステージは全5ステージで、途中で分岐があり、15のエリアが待ち受けています。
エリアによって音楽は異なり、プレイヤーが選んだ過去のステージの音の一部が次のステージでも引き継がれているようで、同じステージでもアレンジのちがいを楽しめるのが魅力です。
個人的には、開放感のあるエンディングの演出が好きでした。

ゲームモードは、一度ダメージを受けるとゲームオーバーの「NOMAL MODE」、無敵状態でプレイできる「OKIRAKU MODE」。
さらに条件を満たすと、15ステージを一度に挑戦できる「15 STAGE ATTACK」がオープンします。
「NOMAL MODE」は、1周10分ぐらいとさくっとプレイできます。
ただ、一度クリアしても最初のチュートリアルを毎回やらなければならず、少しわずらわしさがありました。
スコアも記録されるのですが、ハイスコアを目指せるような仕組みもほしかったですね。

プレイ感覚は『Rez』に近く、よりライトにしたような作りだとおもいます。
ゲームプレイとサウンドがシンクロしていくトランス感を味わえることにくわえ、レースゲームのようなスピーディなステージデザインも楽しめました。
ゲーム開始からラストまで、リアルタイムでミックスされていく音楽が絶え間なく続けており、徐々に陶酔していく感覚も心地よかったです。

シューティングアクションはやや単調で、マンネリ感あり

本作は、レースゲームのように奥に進んでいくタイプのシューティングゲームです。
プレイヤーの移動以外に、ザコ敵をロックオンして攻撃するホーミングレーザー、ボスを攻撃する機銃で戦います。
ホーミングレーザーはロックオンの数に応じて光の色が変わり、一度に撃破できると爽快感がありました。
ただ、ステージごとに敵のちがいがなく、倒し方やボスのビジュアルもおなじだったので、繰り返しプレイしているとマンネリ感がありました。
エリアごとに音楽と背景グラフィックにバリエーションがあっただけに、ゲームプレイにも幅があるとより楽しめたとおもいます。

振動はオフ、LOW、ノーマル、HIGHから選択可能。
ゲーム的には振動オン推奨とのことでしたが、HIGHでやると相当ぶるぶるするので、付けてもLOWをおすすめしますw

まとめ!

音楽とグラフィックはすばらしく、気持ちのよいゲームプレイができた一方、シューティング部分については少し物足りなさが残った本作。
電子音楽が好きな方や、手軽にシューティングゲームを遊びたいなという方に向いているタイトルだとおもいます。

ABOUT ME
たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・パズルが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net