『おじいちゃんの記憶を巡る旅』ってどんなゲーム?
・地面の高さを調節して道を作り、おじいちゃんの記憶を巡っていくパズルアドベンチャー
・のどかな田園風景と音楽、そして穏やかで心にそっと寄り添うような物語!
・ゲームクリアまでは2時間、さくっとボリュームで優しい感動が味わえる!
・ステージごとに仕掛けのメリハリもあり、パズルゲームとしても楽しい!
ゲームレビュー
本作は、地面の高さを調整しながら、おじいちゃんの記憶を辿る旅に出るパズルアドベンチャーゲームです。
パズルは直感的な操作が遊びやすく、絵本のようなやわらかな質感が美しいグラフィックが魅力。
心地の良い音楽とともに語られる、あたたかな物語が味わえる作品です。
地形を上下させる直感的な操作が気持ちいいパズル!
地面をドラッグして高さを調整し、道をつないで先に進んでいくパズルアドベンチャーゲームです。
行く手には、道の高さがずれていたり障害物があったり、斜面を転がりながら障害物を壊す車輪やしれっと道を阻む羊さんが邪魔をしています。
おじいちゃんが乗っている地面は動かせないので、おじいちゃんを移動させながら地形を上下して道を作っていくというのがこのゲームの進め方です。
プレイヤーに要求されるのは気になる地面をタップして動かす直感的な操作だけなので、誰でも遊べる手軽さですね。
ステージの難易度は高くありませんが頭を使う仕掛けになっており、地形を大きく動かして道が見つかったときは、驚きと感嘆の声をあげたりするほど没入してプレイしていました。
おじいちゃんが汽車やトラックに乗り、道路や線路をつないでいく躍動感のあるステージも用意され、静かなパズルのメリハリになっているのもいいですね。
地面を動かした際のぷにっと感も気持ち良いので、夢中になって一気にクリアまで駆け抜けられました。
心に寄り添うような穏やかで優しい物語!
クリア時間は2時間ぐらい。
シーンはスタッフロールを含めて15個あり、クリア後は好きなシーンを回想できます。
シンプルなゲーム性なので、飽きない程度のちょうどよいボリュームかなと。
また、ゲームの中心となるおじいさんの物語も、押し付けがましくない優しい感動を描いており、クリア後は誰しも心があたたかくなるでしょう。
ヨーロッパの田舎町を旅しているようなロケーションもとても美しく、のどかで穏やかな風景はおじいさんの冒険にぴったりマッチしていたとおもいます。
さいごに
心に寄り添うようなやわらかな感動を描いた物語を、包み込むようなグラフィック・音楽がマッチしたパスルアドベンチャーゲームでした。
地形を動かすパズル要素もほどよく頭を使いますし、ステージのボリュームもちょうどよいかなと。
優しい世界に触れて心がすっきりする作品なので、とてもおすすめの1本です。