レビュー

Sine Mora EX [Switch] 評価・レビュー

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さくっとレビュー


残機ではなく、時間制限を使ったシステムが特徴のスチームパンク横スクロールシューティングゲームでした。
本作では、敵のダメージをいくら受けても死なない代わりに制限時間が減少、なくなるとゲームオーバーになります。
これにより大胆な動きにも挑戦できる精神状態になるので、シューティングゲームに慣れていないプレイヤーでも挑戦しやすい作品でした。
もちろん上級者向けの高難易度のモード、2人対戦・協力が可能なローカルマルチプレイにも対応。
スチームパンクテイストな機体・ギミック・世界観も、お好きな方にはしっかり刺さるとおもいます。

ゲームレビュー

本作は、残機という概念がなく、残り時間を管理しながら戦う横スクロールシューティングゲームです。
最大の特徴は、シューティングゲームの基本装備である「残機」がないこと。
プレイヤーはどれだけダメージを受けてもゲームオーバーにはなりませんが、その代わり「制限時間」が減っていき、0になるとゲームオーバーになるというシステムです。
2人ローカルマルチプレイ(協力・対戦)にも対応、高難度のアーケードやボスバトルのみ楽しめるなど、いろいろなモードが用意されています。
スチームパンクな心惹かれるデザインの機体や建物、空や海など美しく描写された背景グラフィックといった世界観も魅力です。

残り時間が増減する、新体験のシューティングゲーム

シューティングゲームといえば、敵が放つ弾を華麗に避けつつ、残機がなくなる前にステージクリアを目指すというシステムが定番だとおもいます。
しかし、本作には「残機」という概念がなく、プレイヤーはいくら敵の弾を受けてもゲームオーバーにはなりません。
その代わり、各ステージには「制限時間」が設けられています。
制限時間は敵のダメージを受けると減っていくので、弾を避けつつ、敵を倒して残り時間を稼いでいくというゲーム性でした。

このちがいは、シューティングゲームに慣れているユーザーには新鮮に感じられるとおもいます。
そして、あまりこのジャンルをプレイしない方や、私のような弾が避けられない系脳筋プレイヤーにとっても、非常に遊びやすいゲームになっているとおもいます。
残機数に怯えながら四方八方からやってくる弾幕を避けるのではなく、「何回当たってもとりあえず終わらない!」というのは、精神的な負担が少ないですよねw
そのため、思い切って敵陣の突っ込んで強力なサブウェポンぶっ放してみたり、全部避けるのは無理だからできるだけ当たらなそうなところに避難してみたり、といった残機を気にしているとむずかしい、大胆な動きに挑戦できる作品でした。
ちなみに、敵の攻撃を受ける度にパワーアップした装備が弱くなっていくので、回避しなくていいわけではありませんよ!w

さらに、「時間操作カプセル」というアイテムがあり、動きをスローモーションにしたり、時間を巻き戻したり、バリアを張って回避しづらい攻撃を防ぐという要素もあります。
チュートリアルが少ないので、最初はどれがどの能力か分かりづらさがありましたが、習うより慣れろな感じで数ステージプレイしてくるとわかるとおもいますw

美しいグラフィックで描かれる、スチームパンクな世界

ステージは横スクロールの2Dベースで進行しますが、グラフィックはとても美しい3Dで描かれています。
見どころとしては戦いの合間に入るイベントシーンで、背景が視点をぐるっと変えながら動くことがあり、広い3Dマップを飛び回っているような気持ちになれます。
ストーリー内容については唐突に始まることもあり、あんまりよくわからなかったのですが、とりあえず世界観がかっこいいので雰囲気で楽しめる感じでしたw

スチームパンクなゴテゴテしたデザインの持つ、そこはかとないロマンが満ちた世界観も魅力です。
登場する戦いの舞台は空だけでなく、海中洞窟や美しい都市、黒煙立ち込める工場など。
グラフィックはとにかく美しく、水面に映った機体の影や揺れる波なども表現されており、圧倒される描写力の高さを感じました。

敵機やボスのデザインも素晴らしく、砲台がたくさん搭載された戦艦、生き物のように触手を持った機体、豪華な屋敷がそのまま汽車になったようなものなど、デザインがとても個性的。
ステージに配置された、スチームパンク的なギミックにも心が惹かれます。
シューティングには詳しくないのですが、弾幕にも個性があり、雨のようにランダムで降り注いだり、花火のように弾けるものが美しかったです(まぁ避けられませんが!w)。

多彩なゲームモード!オフライン対戦・協力も可能

ゲームモードは、ハードな雰囲気の物語が展開する「ストーリー」、一度倒したボスと何度も戦える「ボストレーニング」、オフライン対戦ができる「バーサス」
上級者向けには「アーケード」、スコアをもりもり稼ぐ「スコアアタック」、特殊なルールでのバトルに挑戦する「チャレンジ」があります。
ストーリーモードでは、プレイ中にルートをビギナー・上級者から選択できる場面もあり。
おなじステージでも、難易度によってメリハリが生まれるのはおもしろいポイントですね
また、協力プレイでもストーリーに挑戦できるので、クリアがむずかしいステージはお友だちと一緒にやってみるのもいいかなとおもいます。

あ、マイナス要素としては、ストーリーモードのチャプター間にテキストで物語が描かれるのですが、文字列がずれているのが気になりました。
(演出かもしれませんが、少し読みづらかったです。)

さいごに

時間を使ったゲームシステムにより、シューティングに慣れたユーザーには新鮮に、初心者や私のような脳筋プレイヤーにも遊びやすい作品でした。
「何回当たってもすぐに終わらない!」というゲーム性は精神的な負担が少ないので、大胆な動きやむずかしいステージへの挑戦ハードルも下がりますね。
美しいグラフィックで描かれるスチームパンクな世界観も魅力で、特にボスのデザインは必見だとおもいます。

ABOUT ME
たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net