『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』ってどんなゲーム?
・ガチョウになって、街で生活している人々にいたずらをするアクションゲーム
・いたずらはパズル感覚。ひと手間かけて実行し、うまくいったときの爽快感が抜群!
・目的がエリアごとに設定されているので、何をすべきか迷わない親切な設計も魅力
・やわらかい雰囲気のグラフィックで穏やかな気分になりつつ、目はキラキラさせながらいたずらに取り組める楽しい作品でした!
ゲームレビュー
本作はキュートなガチョウになって、街で暮らす人々にあの手この手でいたずらをするアクションゲームです。
ここでいきなり私事になりますが、私、ディズニーのドナルドダックがめちゃくちゃ好きなのです。
ゆえに、大体同じような生き物であるガチョウも当然好きなわけで、本記事を読むにあたり、そうした分厚い色眼鏡がかかっているプレイヤーによるものだとご承知おきいただけると幸いです。
なお、PS4/Switch/Xbox版がリリースされています。
ひと手間かかるいたずらはパズル感覚!ほのぼのグラフィックにも癒やされる!
というわけで、とにかく最高に楽しいガチョウアクションゲームでした!
本作の操作はとてもシンプルで、移動以外にできることはくわえる、鳴く、かがむ、羽ばたく(意味あるのか?)だけ。
主に使うのは移動とくわえるぐらいなので、アクションに慣れていないプレイヤーでもスムーズにガチョウになれます。
ガチョウになったらあとはいたずらをするだけのゲームですが、それがもう本当に楽しい!
おじさんの帽子を盗んだり、お洗濯したり、少年にちがうメガネをかけさせたり、テレビに映ったり。
単純にモノを壊したり移動させたりというアクションではなく、人間を介したり実行のタイミングが重要になるなど、ひと工夫必要ないたずらが求められるので、パズル感覚でちょっぴり頭を使ってプレイできます。
そのため、思いどおりにいかないこともあってやきもきしたりもします。
おじさんがいつまでもラジオに執着する、おばさんが地の果てまで追ってくる、すぐに運んだモノを回収される……など。
それでもあの手この手を考え、うまくいたずらが決まったときにはガチョウのように「グワッ!」と鳴きたくなること間違いなしです!
また、こうしたアクションのシンプルさといたずらの楽しさに加え、ほのぼのとしたグラフィックも魅力です。
いたずらをするというと少し攻撃的な印象もありますが、コミカルさのあるビジュアルによってのどかな雰囲気にまとまっていたかなと。
我らガチョウを困らせる人間たちにも愛嬌があるので、うまくいかなくてもがんばろうという気にさせてくれますよね。
ほどよいゲームボリューム、2人協力マルチプレイ推奨!
いたずらの舞台は、農園・通り・裏庭など全5エリア。
実行するべきいたずらは、エリアごとに「To Doリスト」としてまとまっているので、何をすればいいか困ることもありません。
プレイヤーはリストにあるいたずらを行うべく頭をひねるだけで、楽しいガチョウ体験ができるのです。
また、エリア数が少ないとおもわれるかもしれませんが、ゲーム性がシンプルなのでこれぐらいが飽きずに楽しめるちょうどよいボリュームだとおもいます。
それから、もし一緒にプレイしてくれる家族やお友だちがいるならば、ぜひ2人で遊んでいただきたいです!
ソロプレイだと少し困難ないたずらも、2人ならば片方がヘイトを取っている間にもうひとりが実行するといった連携も可能。
ひとりよりも2人で行うほうが達成感も得られるので、ぜひ身近なガチョウを見つけることをおすすめします。
さいごに
ガチョウといたずらというキャッチーな設定はもちろん、パズル要素が加わることでゲームとしてもおもしろくなっていた本作。
ほのぼのとしたグラフィックも癒やされますし、何よりガチョウさんたちの真っ白なお尻がキュートで最高でした!
みなさんもぜひ、ガチョウになっていたずらの快感に身を委ねてください!グワッ!