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サイバーパンク2077 [PS4] 評価・レビュー

評価:5

『サイバーパンク2077』ってどんなゲーム?

・混沌とした近未来都市「ナイトシティ」が舞台のオープンワールド・アクションアドベンチャー!
・街のリアリティが高く、ひとりの人間としてナイトシティで暮らす体験ができる!
・個性的なキャラクターと過ごし、自分だけの道を突っ走れる熱いストーリー!
・バトルはオーソドックスなFPSだけど、サイバーパンクなカスタム要素がグッとくる!
・アプデを繰り返し、遊びやすくなったいまこそプレイしてほしい傑作!

公式サイト

ゲームレビュー

「お前がこれを読んでいるのも、どんなにバグが多いといわれていようが『サイバーパンク2077』が気になって仕方ないからだ。な、そうだろ?」

本作は、巨大な近未来都市「ナイトシティ」を舞台に、謎めいたインプラントを追うことになった主人公「V(ヴィー)」として戦いに身を投じるオープンワールド・アクションアドベンチャーです。
全編一人称視点でバトルはシューター系で、見た目のファッションからサイバーウェアによる身体改造まで、サイバーパンクな世界観らしいカスタマイズが可能。
さまざまな組織や人々と出会い、対立や協力をしながら、ナイトシティで自分だけの生き様を残しましょう!

傑作!

いまレビューを書いていますが、実はこのゲームを発売日からプレイしていました。
当時は3時間おきぐらいにゲームが強制シャットダウンし、大事なシーンでヒロインの頭からマシンガンが生え、とあるキャラクターが消し飛ぶ進行不能バグにも遭いました。
めちゃくちゃ楽しみにしていたのに、とても遊びづらかったです。

それでも声を大にして伝えたいことがあります。
『サイバーパンク2077』は傑作であると!!

まぁ、私はとにかくサイバーパンクというモチーフが好きなので、そういった世界観の作品は評価が甘くなりがちです。
車が空を飛んでいるだけでも楽しい気分になっちゃうので、映画「ブレードランナー2049」も全体的に微妙ではありましたが何となく良かったような気がしています。
そうした贔屓目が大いに入った感想ではありますが、『サイバーパンク2077』は何十回もゲームが強制終了したにも関わらず、100時間以上も本当に夢中になってプレイできました。

ただ、現在は数々のバグもアップデートで大幅に修正され、普通に遊べるようになりました。
そこで今回は、今こそすべてのサイバーパンク好きの方、そしてちょっと変わったオープンワールドゲームをプレイしたい方に本作をおすすめしたいとおもい、記事を書いてみたという流れです。
みんな『サイバーパンク2077』プレイしてね!!

ひとりの存在として、世界に溶け込む体験が味わえるオープンワールドゲーム!

まず、本作は没入感が楽しいオープンワールドゲームです。
舞台となるナイトシティは、まさに同ジャンルが大好きな人が望む理想郷そのもの。
怪しげなネオンの看板だらけの歓楽街、あちこち改造してる人が往来する混沌とした路地、既得権益まみれの会社が軒を連ねる摩天楼。
愛車にまたがり、ただドライブしているだけでもわくわくが止まらない……そんな満ち足りた体験ができるのがこの巨大都市なのです。
サイバーパンク大好きマンの私は移動するのが楽しすぎて、ファストトラベルを使った記憶がないほどでした。

また、ナイトシティは他のオープンワールドに比べても個性的な舞台です。
それはプレイヤーの目線が近いこと。
一人称視点かつ都市自体がみっちり作り込まれているため、主人公として街に暮らしている感じが強いのです。
ゆえに街にいるだけでも現実かのような錯覚があり、圧倒的没入感を得られました。

これはでかいことを成し遂げてナイトシティの伝説になる、選択と行動によって分岐する自分だけの物語を楽しむ、というゲームのコンセプトにもピッタリ。
サイバーパンクの持つ退廃さとたくましさの両方を感じられ、未来を考えない無鉄砲な意志の強い行動への説得力にもなっていました。
こうした高いリアリティにより、オープンワールドゲームのなかでも特筆して、ひとりの存在になって世界に溶け込んだ体験ができる作品だと感じました。

個性が強すぎる生きたキャラクターたち!自分だけの道を選べる選択肢も随所にアリ

サイバーパンクの魅力といえば、多種多様な人々がたくましくひしめく混沌とした世界です。
本作にはもちろん悪どい権力者、反逆する人工知能、厄介事を生み出すセクシャルワーカー、頭に埋め込んだサイバーウェアが暴走したやばいやつなど、各種問題児が取り揃えられています。
彼らと交流したり対立するサイドジョブは、この世界に根付く問題や価値観、そして力強さを感じられるので本編さながらに楽しめるでしょう。

本編は、序盤からこの世界にグッと引き込むような演出で物語がスタート。
そして自分が手にしてしまった謎のチップを追いながら、振り返れない一本道を走り抜けるという熱さが感じられる展開も素晴らしかったです。
「期限付きの人生でも、最後の一瞬まで燃え盛ってやるぜ」という、あがき続ける刹那的な生き方が最高なんですよね。
私は男性主人公でプレイしたのですが、小林親弘さんの演技がめちゃくちゃ好きで、哀愁と秘めた意志の強さを感じられる最高のキャラクターだったとおもいます。

キアヌ・リーブス演じる伝説のロッカー「ジョニー・シルバーファング」もとても良い人物でした。
彼と主人公は2心1体となるのですが、最初こそ面倒に絡んでくるやつだと感じていたものの、彼の過去や生き様を見ているうちにだんだん親近感が……。
最終的には一緒に◯◯に乗るまでに仲良くなれて、すっかり大事な相棒に感じられること間違いなしです。

物語にはルート分岐があり、特定のキャラクターと結末を迎えたり、考えさせるようなエンディングも用意されています。
ただ、あるルートだけは途中の選択によって入れるかが確定してしまい、巻き戻れないので要注意。
最初に選択するライフパス(これまでの人生経験)やパーク(体やサイバー能力を強化するスキル)によってもルートが細かく分岐するため、まさに自分だけの道を歩んでいけるような感覚がありました。

100時間以上プレイしたので、クリア時間は分かりません。
かなりナイトシティにいたような気もしますが、あっという間に終わってしまったような素晴らしいひとときでした。
……ひととき?

サイバーパンクっぽいカスタマイズが刺さる!ハードなだけじゃないお遊び要素も魅力

オープンワールドゲームなので、マップに表示されるクエストをクリアしていくのがメイン。
バトルはオーソドックスなFPSで戦いそのものはシンプルですが、育成要素に特徴があります。

まず、サイバーウェアの強化
身体強化インプラントで、腕にブレードを取り付けたり体内に放電装置を装備するなど、肉体をアップグレードもできます。
人体改造を施していくのは、苛烈な戦いに身を置きながら、後先考えずいまだけを生きている感じがして最高ですよね。
私なんか、血液ポンプとか人工肺を買うだけでわくわくしていましたw

そんなハードな生活をしていますが、装備類はかなり楽しくカスタマイズできます。
武器も防具も敵からドロップし、同じアイテムでも能力が異なるハクスラスタイル。
脳筋なので、武器は使いやすい武器種でどんどん強いものに切り替えていましたが、防具はいろいろ装備ができるため、ファッション感覚で着せ替えを楽しんでいました。

ただ、私の主人公は、なぜか序盤からめちゃくちゃダサい格好をさせられており、バンダナ×タンクトップ×半ズボンというスタイルが基本。
一人称視点なので普段は見られませんが、メニュー画面や鏡で自分の姿を見るとあまりにシュールさに失笑。
ロマンスシーンでは、自分イケボで相手もめちゃくちゃ迫ってきてくれているのに、膝小僧が出たスタイルでお迎えしているというのもじわるポイントでした。
途中からはちょっと弱くても可愛い装備を優先して着用していたので、ふわふわの帽子にカラフルなスニーカーを履いて銃を乱射する傭兵という、ある意味ナイトシティの伝説になれていた気もします。

おわりに

アップデートを重ねてやっとゲームとして完成したような作品ではありますが、私にとっては史上最高のオープンワールドゲームのひとつでした!
圧倒的な世界観描写、サイバーパンク好きにはたまらない育成要素、そして伝説になるという途方もない目的。
すべてがかっこよくてロマンにあふれる作品なので、少しでも気になった方はぜひプレイしてほしい傑作です!

そういえば、2023年には唯一の大型拡張コンテンツとなる「PHANTOM LIBERTY」が発売しますね。
これは、PS5/Xbox Series X|/PC向けに配信されるのでお見逃しなく。

「お前がホンモノなら、チャンスはあるさ。ナイトシティは、そう、夢の街だからな」

【PS4】サイバーパンク2077
スパイク・チュンソフト

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たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・乙女ゲーが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net