『ピクセル ライン DX ニューパズル500!』ってどんなゲーム?
・『ピクセルライン』の問題増量版!500問も追加され大いにボリュームアップ
・多彩なお題とモノクロ・単色などのバリエーションにより、パズルの歯ごたえも十分!
・ストーリーモードがなくなり、トロフィー獲得もないため作品としての個性や達成感はなくなった
・音楽やロードは改善されたので、シンプルにパズルを遊びたい人向け
ゲームレビュー
本作は、同じ色の数字同士を、その数字と同じ長さの直線やジグザクな線でつなげてマスを埋めていくパズルゲームです。
タイトルのとおり『ピクセル ライン DX』の問題増量版で、500問も追加されました。
なお、前作のプレイ感想は下記で、気になる部分はありましたがピクロスが大好きな私はめちゃくちゃハマりました。
アドベンチャーゲームになった続編『ピクセル クロス アドベンチャー』の感想はこちら。
移動がちょっと面倒で、もっとガツガツ問題クリアしたくなりました。
シンプルな問題集としてはグッド!作品としての個性や達成感はダウン
前作ではストーリーモードがありましたが、本作はシンプルな問題集という作りになっています。
そのため、純粋に問題だけを楽しみたいというプレイヤーには向いていますが、クリア時のトロフィー獲得などもないため達成感は減りました。
個人的には、キャラクター性も本シリーズの特徴になっていたとおもうので、ストーリーは欲しかったかなと。
お題はスポーツ・食べ物・海洋生物・イタリアなど多彩。
パズルの構成もピクセルパズルらしいカラフルなものから、モノクロ・単色といったバリエーションが用意されています。
サイズは12×12〜128×128が収録されており、比較的大きなサイズの問題が多く、歯ごたえのあるパズル体験が味わえます。
特に単色はすべて同じ色なのでヒントが数字しかなく、一番小さいサイズでも大混乱必至の難易度の高さでした。
完成形はシンプルですが、ピクセルパズル好きにはおすすめなのでぜひ挑戦してほしいですね。
また、前作で気になっていた音楽は落ち着いた曲調になり、パズルに集中しやすくなりました。
長かったロードも改善されていて良いですね。
総じて、パズルゲームとしてのボリュームや内容はとても満足できたため、作品としての特徴があるとより良かったとおもいます。
(ちなみにボーナスコンテンツとして開発途中のイラストが見られますが、プレイ進捗に応じたものではありませんでした)
さいごに
シンプルな問題集としては十分でしたが、ストーリーがカットされたことで個性は薄くなった作品でした。
純粋にピクセルパズルをもりもりプレイしたいという方にはピッタリで、音楽やロードが改善されていた遊びやすくなったとおもいます。