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A Little to the Left [Switch] 評価・レビュー

『A Little to the Left』ってどんなゲーム?

・雑然と並べられたモノから、規則を見つけて整理していくパズルゲーム
・発見する楽しさはもちろん、快適な操作性と心地良いサウンドでプレイ感は良好!
・お片付けが大好きなプレイヤーにはピッタリ!

公式サイト

ゲームレビュー

本作は、一定の規則を見つけて、お片付けや並び替えを行う整理整頓パズルゲームです。
プレイヤーは飼い猫にちょっかいを出されながら、家のモノを並べたり、積み上げたりして、ちょうど良い場所にお片付けをしていきます。
収録されている問題は、本編75問以上+デイリー問題365問とたっぷり遊べます。

キッチリ整頓してスッキリできる!バラエティ豊富なお片付けパズルゲーム

モノを並び替えたり、分類したり、カレンダーにシールを貼ったり、時計を回したりする整理整頓パズルゲームです。
問題の種類は多いのですがさくさく解ける難易度になっており、悩ませるというより頭の体操的な感覚で気軽にプレイできるとおもいます。

なお、お片付けといえば、荷ほどきゲーム『Unpacking』もご紹介しました。

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『A Little to the Left』の方がパズル要素が強めとなっていますが、整理整頓にフォーカスしているので、同作にハマったプレイヤーにもおすすめです。

それでは、プレイしていて楽しかったポイントについてお伝えします。
まず、問題のバリエーションが豊富だったこと。
種類についてはモノを並べる・分類するのを基本にしつつ、家のなかで発生しそうなさまざまなお片付けシチュエーションが楽しめました。
キッチリすることがスッキリにつながるプレイヤーにとっては、心地良い体験の連続なはずです。

また、ひとつの問題に対して複数解答の方法があるため、多角的に考える思考力も鍛えられるかなと。
たとえば本を並び替えるにしても、背の高いほうから順に並べる、明るい色から暗い色にキレイなグラデーションをつくる、ジグソーパズルのように模様をつなげるなど答えがいくつも用意されているのです。
そのため、自分が思いつかない規則を見つける難しさも味わえました。

操作性抜群!やわらかなグラフィックと心地よいサウンドも魅力!

難易度と操作性もとても良い作品でした。
パズルゲームにおいて気になる難しさですが、ヒントが用意されているのでクリアにつまづくことはありません。
ヒント自体も完成した状態のイラストが表示されるので分かりやすく、いざとなれば問題そのものをスキップできるので安心。
ただし、複数回答があるものについてはひとつの答えしか表示されないので、すべてクリアするためには自分で考える必要があるというストイックさもしっかり持ち合わせていました。

操作感としては、置ける場所にはピタッとハマるので気持ちが良く、次々に問題に挑戦したくなる楽しさが感じられました。
また、タッチ操作もできるので、直感的にモノを動かせるのはとても快適。
唯一気がかりだったのは、猫ちゃんのちょっかいの度合いですが、ほとんど入るシーンがなかったのでむしろもっとかまってほしかったぐらいですw
というわけで、時間に追われることなく、のんびりマイペースに遊べるパズルゲームでした。

こうしたシステム側の遊びやすさがあるだけでなく、やわらかなグラフィックと音楽もプレイ感の向上につながっていました。
手描きのようなアートは見ているだけで癒されますし、音楽も落ち着いたインストなのでパズルに集中できます。
個人的にとても良かったのは、モノを動かしたときの効果音。
これは『Unpacking』のときもお伝えしましたが、カタッとかゴトッといった音がめちゃくちゃ気持ち良くて、それを聴きたいがためにあれこれ触ってしまうこともありましたw
また、ゲームクリア後も「デイリータイディー」という毎日1問、パズルがプレイできる要素があり、末永く遊べるのも良いポイントでした。

おわりに

快適な環境で、たっぷりお片付けが楽しめる良作パズルゲームでした!
アートやサウンドも素晴らしく、のんびりした雰囲気も癒されるのでとてもおすすめ。
ちなみに私はモノをキレイに並べるのが大好きな性格ゆえ、めちゃくちゃ楽しかったです!w

ABOUT ME
たこ
積みゲーマーです! ジャンルはRPG・アドベンチャー・パズルが好きですが、とりあえず気になったものは全部やる!! 読みやすくて前向きなレビューになるように心がけています! 連絡先▷info@tsumige.net